ちくま文庫<br> O・ヘンリー ニューヨーク小説集 街の夢

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ちくま文庫
O・ヘンリー ニューヨーク小説集 街の夢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438508
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

なんと鮮やかな短篇集! O・ヘンリーが20世紀初頭のニューヨークの街並と人生の一齣を見事に描き出した小説集第二弾。解説・カラー口絵も充実。

内容説明

短編小説の名手O・ヘンリーの才能は、20世紀初頭のニューヨークで花開いた。浮浪者、探偵、ショップガールに恋人たち…その作品では、人びとの人生の一齣が見事に描き出され、120年前のニューヨークがいきいきと蘇る。「賢者の贈り物」「最後の一枚」を含む小説23編、さらにパヴェーゼ、ザミャーチンの評論も収録。時代背景がわかる解説や挿絵のほか、絵画もカラーで収録した充実の第二弾。

著者等紹介

O・ヘンリー[Oヘンリー]
1862年、ノースキャロライナ州に生まれる。20歳のときにテキサス州のオースティンに移り、銀行に勤めるが、まもなく横領の容疑がかかり退職。後に起訴されると、中米のホンジュラスに逃亡。妻が病に倒れたと聞いて戻り、服役する。模範囚として過ごし、小説を書きはじめる。ニューヨークにやってきたのは1902年。翌年から短編作家として人気を博す。1910年没

青山南[アオヤマミナミ]
1949年生まれ。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nami

16
見たこともない20世紀初頭のニューヨークの街並みが、夢のように頭の中に浮かび上がる。目紛しく変わる情勢の中で、流行の波に乗り遅れまいとする人々の熱量に圧倒された。風刺的でシニカルな作品が多いと感じたが、人情味のあるほっこりとする作品もちらほら。中でも「愛の苦労」や「感謝祭の二人の紳士」が心に残った。例え貧しくとも今日を生きることに全力で、誰かの為に真心を捧げることができる。その姿勢に胸を打たれた。フェミニズムを扱った作品も幾つかあり、「ネメシスと菓子売り」など逞しく生きる女性の姿も印象深い。2024/04/15

ハルト

12
読了:◎ 「街の夢」と副題があるように、どこか夢がしゃぼん玉のように弾けて、人々の笑いや悲しみを生み出しているように思える。▼短いけれど、その実はぎゅっと締まってる、悲喜こもごもが詰まった掌編たち。20世紀初頭のニューヨークの風俗が描かれていて、街で花開いた老若男女の人生を思い浮かべるのは容易い。そこには喜怒哀楽が存在したのだという、諧謔の味の効いた思い出が刻んである。たしかにくり返されるとパターン化し、新味は落ちるけれど、それでも求められているのだという、著者への愛が解説にはあった。2023/04/20

YOMIPITO

6
第一弾に比べ、風刺色が強い。主人公は田舎出だったり、天使が出てきたりと恋愛コント色は少な目。 憶えてた話は「警官と賛美歌」「最後の一枚」「賢者の贈り物」「感謝祭の二人の紳士」。マンガや少年少女向けで触れてたのか、今読むと印象が新鮮。今回のマイベストは「屑レンガ街」。 しかし…、横領で服役経験もあるとはオー・ヘンリー自体不思議な作家だ。オー・ヘンリーが主役の映画や小説があっても良さそうなくらい。2023/04/30

夕暮

5
本日開催の読書会課題本。相変わらずの遅読でやんなる💦とはいえ、Oヘンリーをこんなにちゃんと読む機会もないので良い時間でした。ワンパターンだったり、登場人物の思考が短絡的だったりするところもあるけど、その当時のNYに生きる市井の人々の生活が垣間見られ興味深い。語り口が落語のよう。2024/01/20

tenkawa

4
(3)ニューヨークを舞台にした10〜20ページくらいの短編小説23編。120年前のニューヨーク。アメリカらしいとはこういうこと。アイロニー。アップダウンする大衆小説。ベーコンと蕪でいっぱいのシチュー鍋を投げつける夫人、漫画みたいだ。小学生か中学生のころ、読書感想文を書く宿題で、どの本を選んで良いか迷いO・ヘンリーの本を選んだ記憶がある。なんの話かは忘れた。当時、短くて読みやすいと思ったのだろうが、そうでもなかった記憶がある。本書には解説や注釈があることで理解に助かる。2024/01/18

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