出版社内容情報
疲れ果てたある日、頭をよぎった「ちょっと走ってみるか…」。走る日々がくれたさまざまな気づきと健康。西本武司との対談も収録。解説 茂木健一郎
内容説明
ストレスに押しつぶされそうになったある日、ふと思った、「ちょっと走ってみよう」。そうして始まったマラソンは、それからの日々の欠かせない営みとなる。怪我を乗り越え走り続けるためには?タイムや距離をどのようにとらえるか、何をめざして走るのか…、すべてのランナーに贈る、走ることで見つけた仕事や生き方へのヒント。EKIDEN NEWSの西本武司との対談も収録。
目次
第1章 300メートルから3キロへ(走り始めたのは…;すがすがしい疲れ方;毎日走る ほか)
第2章 7キロを45分で週3回(練習再開;ストレッチは自分で学ぶ;ポイントは正しいフォームだった ほか)
第3章 1キロ5分45秒を守る(一日をルーティン化する;どんなふうに食べるか;自分なりの健康管理法 ほか)
著者等紹介
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイアーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
esop
70
走ることとは何だろうーーその答えは「チャレンジ」なのだと思う/もっといい方法があるかもしれない、自分の考えは浅はかだから/イライラしたり、怒ったりしているのは、起こったことを誰かのせいにしている証拠です/走ってる最中は頭の中がリフレッシュされます。いろんなものがふるいにかけられ、落ちていく感じがするー/走ることで、人は遠くまでいくことができるのだ/マラソン大会で走るための目安ーー二時間走り続けることができる2024/04/05
ツバサ
11
なぜ、走るのか。人それぞれ理由は違うが、目的があれば考え方や行動も変わる。自分もマラソンを始めたばかりだが、共感する場所が多々ありました。2023/03/02
ちゃーりー
8
笹川スポーツ財団による、2022年ジョギング・ランニング人口は877万人。と、前回調査(2020年)比では△178万人の減少となっていますが、コロナ禍前の水準に戻っている、とのこと。本書は、いぶすき菜の花マラソン(鹿児島県指宿市)への機上で読んだが、50歳以上のランナーが目立つような気がしました。著者は「暮らしの手帖」編集長としての激務のなか、走り始めた、とのこと。この、めちゃくちゃ忙しいときほど、ちょっと走る、というところがミソ。そして、なぜ、50歳代のランナーが多いのかは、本書を読むと、分かりますよ。2024/01/18
O
3
何事も習慣付け、継続することが大切。 無理しすぎると苦しくなり、途中でやめてしまうので、何事もほどほどに続けるのが良い。2023/02/06
planetarium
3
私もランニングを日課にしているので、共感しまくりました!私の場合ランニングを始めてから良い事ばかり。まず自分てすごくイヤな奴だったのに、少しマシになりました。学ぶことが多いんです。気づきもある。禅みたいな感覚です。走ることはとても快適で楽しいです。走る事で自分はまだできると確認できるし肯定できる。体力が一番人生で大事なものだと思います。体力があれば何でもできますからね。2022/12/03