ちくま文庫<br> 人間の解剖はサルの解剖のための鍵である (増補新版)

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ちくま文庫
人間の解剖はサルの解剖のための鍵である (増補新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438348
  • NDC分類 114.04
  • Cコード C0140

出版社内容情報

主体性と合理性が切り崩された先の「人間の定義」とは?「当代屈指の読書家による細密で浩瀚なキーコンセプトガイド」(東浩紀)を文庫化 解説 大澤真幸

内容説明

コペルニクス、ダーウィン、フロイトによって三度自尊心を傷つけられた人類は、進化と認知にかんする諸科学によって、いま四度目の試練に直面している。主体性と合理性が切り崩された先にある「人間」はどのように定義されるのか―。文庫版では近年の諸論考を増補し、稲葉振一郎、大澤真幸、橘玲、千葉雅也、山本貴光との対談・鼎談も収録。

目次

0 序(まえがき;序章 人間(再)入門のために―1989/2019/2049)
1 認知革命(ヒトの過去・現在・未来―『サピエンス全史』とともに考える;合理性のマトリックスとロボットの戦い―認知と進化の観点から ほか)
2 進化と絶滅(「生きづらいのは進化論のせいですか?」―進化論と現代社会;人類の起源という考えそのものについて―起源神話のふたつのドグマ ほか)
3 人物(リチャード・ドーキンス―文明史におけるドーキンス;アンリ・ファーブル―進化論ぎらい ほか)
4 作品(二一世紀の“人間”のための二一冊―フーコーからポストヒューマンSFまで;『利己的な遺伝子』からはじまる一〇冊―刊行四〇周年を機に(橘玲+吉川浩満) ほか)

著者等紹介

吉川浩満[ヨシカワヒロミツ]
1972年鳥取県米子市生まれ。文筆家、編集者。慶應義塾大学総合政策学部卒業。書評サイトおよびYoutubeチャンネル「哲学の劇場」を山本貴光とともに共同主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

特盛

32
評価3.8/5。科学-人文知に領域横断的/怪物的読書量を誇る著者による、雑文・エッセイ集的作品。テーマは進化と認知で人間の思考枠組みや自己イメージの変容について、最新の人間本性知見を様々な本から紹介する。進化系の話は前著、理不尽な進化を引き継ぎ、認知系はヒューリスティックバイアスや人間格調などがテーマ。膨大な量だがおもちゃ箱的で楽しい。著者の興味の幅が伺えるとともに、優れたブックガイドである。読後アマゾンで興味ある本を色々2万円分も注文しちゃったよ。本棚のスペースがもうないのにね・・・2024/10/14

魚京童!

10
人間とは何かを明らかにしようとして、いろいろとりまとめたものだけど、よくわからなかった。2024/11/09

YT

8
進化や認知をめぐる自然科学、心理や倫理などの人文学の分野をまたぎながら、現状の人間観を整理して行く小論文集。 『理不尽な進化』のように優れたブックガイドにもなっている。 非常にたくさんの学術知が飛び交うので、まとまりがあるようなないような... そして、感想をまとめづらいけど読んでいてとても楽しい...笑 人工知能とかに興味がある人にもおすすめです。2024/10/13

タイコウチ

8
まえがきには「人間と人間観の変容を一貫した視座から論じる『人間本性論』(仮)の調査と考察を進める途上で生まれた文章をまとめた」とあるが、あとがきでは「だが、いまでは私などが「本論」を書く必要はないと思っている」とある。これは半ば謙遜ととるべきで、本書は、進化論、認知科学、功利主義、人工知能など私たちの「人間観」を揺さぶる様々な最新の知見を紹介するブックガイドでありながら、吉川さん独自の見立てで見事に一貫した新しい人間像が描かれている。もっと早く読めば良かったと思いつつ、文庫化で最新の附記を読めるのが利点。2022/12/23

☆ツイテル☆

2
フライヤー2023/06/30

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