ちくま文庫<br> ポラリスが降り注ぐ夜

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ちくま文庫
ポラリスが降り注ぐ夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438249
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。解説 桜庭一樹

レズビアン、トランスジェンダー、アロマンティック/アセクシュアル、バイセクシュアル、パンセクシュアルetc.多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。国も歴史も超えて思い合う気持ちが?がる7つの恋の物語。台湾人で初めて芥川賞を受賞した著者の代表作にして芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞作が待望の文庫化!
解説 桜庭一樹

内容説明

レズビアン、トランスジェンダー、アロマンティック/アセクシュアル、バイセクシュアル、パンセクシュアルetc.多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。台湾人で初めて芥川賞を受賞した著者の代表作にして芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞作が待望の文庫化!

著者等紹介

李琴峰[リコトミ]
1989年生まれ。中国語を第一言語としながら、15歳より日本語を学習。また、その頃から中国語で小説創作を試みる。2013年、台湾大学卒業後に来日。15年に早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程を修了。17年、「独舞」にて第60回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー(『独り舞』と改題し18年に刊行)。20年に刊行した『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞(文学部門)を受賞。21年、「彼岸花が咲く島」で第165回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆみのすけ

17
新宿二丁目のバー「ポラリス」が舞台の連作短編集。そこに集うのはレズビアン、トランスジェンダー、Aセクシュアル、バイセクシュアルなど様々な性的アイデンティティを持った女性達。性に寛容で自由に見える新宿二丁目だが、そこに集う人々は世間一般から虐げられ、肩身が狭い思いを味わい、たくさん傷付けられながらも必死に生きている人ばかり。彼らのヒリヒリ痛む心の傷とその深さ、ギリギリの中を戦うように生きている様が伝わり、苦しかった。二丁目の歴史、台湾で起こったひまわり学生運動、中国の貧困問題なども描かれていて興味深かった。2022/06/25

えりまき

16
2024(113)「この30年の小説、ぜんぶ」関連。とってもよかったです。新宿二丁目のレズビアンバー「ポラリス」。国籍・性別に囚われず自分でいられる場所。「お互いの関係性に、二人は名前をつけようとはしなかった。たまに会って、話して、笑い合って、どこかへ言って、身体を交わして、それがすべてで、それだけでよかったのだ。」「真実というものは常に何らかの形で損なわれ、結局のところ不完全な形でしか世界につたわらない」 2024/04/26

空のかなた

15
著者初読み。小説の背景は昭和色が強いせいか、最初はのめりこむことができなかったが、素晴らしい1冊だと思う。多様な性の存在をきちんと受け止める世界に、と願う。この小説の中ではレズビアン、バイセクシャル、アセクシャルの心のうちの微細な揺れや哀しみ、もがきが見事に描かれている。中でも中国の記事で「男の娘」と書かれていて、なんのことだか?と思ったら、男でありながら心が女性であることを指している蔑称だった。新宿二丁目にあるレズビアンバー「ポラリス」を訪れる人々。実写化して欲しいなと思った。2025/01/30

k.kishida

7
性的マイノリティの人たちを描いた群像小説ともいうべきもの。まだまだ社会に広く認められていないことが多いひとたちの生きづらさがよくわかる。2022/12/31

どら猫さとっち

4
新宿二丁目にあるバー「ポラリス」。そこに通う、多様な性的アイデンティティを持つ女性たち。レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー…。それぞれ彼女たちが抱える性の悩み、愛することの苦しみと喜び。LGBTQ+が社会で認知されて、その性が肯定するようになった今、本書を読むことは、たとえ意に沿わないことがあっても、その性にいる人たちが尊い存在であることを知ることである。2023/07/22

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