ちくま文庫<br> 地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く!

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ちくま文庫
地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く!

  • 水野 一晴【著】
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  • 筑摩書房(2023/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438058
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0126

出版社内容情報

キリマンジャロ登山、ペルーの悪徳警官、ドイツ留学生活、ケニア山氷河の後退、天国の島ザンジバル……地理学も学べる冒険調査旅行記。解説 都留泰作

内容説明

一人っきりのキリマンジャロ最高峰、ペルー悪徳警官の罠、エチオピアの極寒の山で出会った人の温かさ、ドイツ留学生活…地理学者である著者が、アフリカ、南米、ヨーロッパなど世界各地の自然・文化を解説し、さまざまなトラブルや人々との印象的な出会いを綴る悪戦苦闘の調査旅行記。

目次

第1部 アフリカ・南米を行く(初めての海外調査はこんなものだった―一九九二年ケニア・タンザニア調査;アフリカの次は南米へ―一九九三年ボリビア・ペルー調査;再びアフリカに―一九九四年ケニア・エチオピア調査 ほか)
第2部 ドイツに滞在する(ドイツでの在外研究―一九九九年一〇月~二〇〇〇年七月)
第3部 その後の世界(ケニア・タンザニア・エチオピアのその後三〇年;これまでの海外調査で明らかになったこと;南米調査で明らかになったこと ほか)

著者等紹介

水野一晴[ミズノカズハル]
1958年名古屋生まれ。京都大学大学院文学研究科地理学専修教授。理学博士。東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。専門は自然地理学(植生地理学)。調査地域は、ケニア山、キリマンジャロ、ナミブ砂漠、アンデス、インド・ヒマラヤ地域であり、調査・研究で訪れた国は50カ国以上。著書に『神秘の大地、アルナチャル』(昭和堂、2014年度日本地理学会賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

24
地理学者によるフィールドワーク先のアフリカや南米、および短期留学などで訪れたドイツ滞在期。90年代前半が舞台だが、文庫本版には最近の様子も増補して収録されている。ケニア山での氷河の減少と湧水の減少などフィールドワークの成果にも触れられているが、全体的にそれほど専門的でなく読みやすい構成になっている。気温上昇などの自然現象や社会の変化によるここ30年間の変化にも触れられていて興味深い。2023/06/25

藤井宏

7
植生地理学を専門とする著者がフィールド研究のために訪れた海外の国々での調査旅行の様子をエッセイにしたもの。ふだんあまり触れない南米やアフリカの国のことが書かれていて面白かったです。大人になると時が経つのが速くなるが、まわりのことが当たり前になって新鮮味がないから。海外に出ると子供と同じようにすべてが新鮮で人生が豊かに過ごす意味で海外に出かけることは非常に有意義と著者は説く。高山で植生を研究するのにいつも高山病で苦しんでおられたようで、それはお気の毒でした。2023/03/05

OfuOfu2612

2
植生調査のために、南米、アフリカに出かけ、そこで出逢った様々な出来事が展開されている。専門の話題を織り交ぜながらも、エピソードに富んだ旅行記の楽しさ満載で、その世界にどっぷり浸かることができた。一方、氷河の後退の話を聞きながら、地球温暖化には抗いようもないと多少残念な気持ちも湧いてくる。今更ながら、世界は様々だと感じずにはいられなかった。2023/07/09

左近

2
『月刊地理』の連載を書籍化。関係ないけど、建設関係の専門誌で、シャーロック・ホームズに登場する建物の間取りを推測して再現する連載をやっていたように、業界誌、専門誌には、一般に知られていない面白い記事がまだまだ眠っているのかも…本書は家族が書店で発見。ところどころに専門的な内容を交えながらも、フィールドワークと現地の人々との交流を描く奮闘苦闘の紀行文。地球の新参者に過ぎない人類が、環境破壊だけでなく、戦争をいまだにやめられない現実。目先の武装強化ではなく、草の根交流こそが本当の安全保障であると、改めて思う。2023/04/25

381

1
キリマンジェロ登山、ペルーでの悪徳警官、ドイツの留学生活など地理学者である著者が世界各地を旅して出会った自然・文化を解説する冒険旅行記。1990年〜2000年までの10年間の旅の記録からその後まで様々な人との出会いやトラブルを綴る1冊。研究調査のために赴いた南米やアフリカ大陸でのエピソードが描かれ、調査旅行(研究)とはこういうものなのかと興味深かった。一方で、旅ならではのトラブルエピソードも語られ、地理学×旅エッセイとしても楽しむことのできる作品です。関係ないですが、表紙のデザインが好き。 2023/03/21

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