ちくま文庫<br> 日本語で読むということ

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ちくま文庫
日本語で読むということ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438010
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

なぜ『日本語が亡びるとき』は書かれることになったのか? そんな関心と興味にもおのずから応える、折にふれて書き綴られたエッセイ&批評文集。

カバーデザイン 堀口豊太

『日本語が亡びるとき』はなぜ書かれることになったのか?そんな関心と興味におのずから応える1990年代から2000年代の間に書きつづられたエッセイ&批評文集。文庫版あとがきを加えて待望の文庫化。12歳でのニューヨークへの移住、パリでの留学生活、子供時代からの読書体験、加藤周一や辻邦生ら先達への想い――。英語ばかりの世界で過ごした著者にとって〈日本語〉で〈読む〉とはどんなことなのか。

内容説明

『日本語が亡びるとき』はなぜ書かれることになったのか?そんな関心と興味におのずから応える1990年代から2000年代の間に書きつづられたエッセイ&批評文集。文庫版あとがきを加えて待望の文庫化。12歳でのニューヨークへの移住、パリでの留学生活、子供時代からの読書体験、加藤周一や辻邦生ら先達への想い―。英語ばかりの世界で過ごした著者にとって“日本語”で“読む”とはどんなことなのか。

目次

1 本を読む日々(「善意」と「善行」;パンよりも必要なもの―文学全集の愉しみ ほか)
2 深まる記憶(数学の天才;美姉妹 ほか)
3 私の本、母の本(『續明暗』のあとに;『續明暗』―私なりの説明 ほか)
4 人と仕事のめぐりあわせ(作家を知るということ;「個」の死と、「種」の絶滅―加藤周一を悼んで ほか)

著者等紹介

水村美苗[ミズムラミナエ]
東京生まれ。12歳で渡米。イェール大学卒、仏文専攻。同大学院修了後、帰国。のち、プリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』を刊行し芸術選奨新人賞、95年に『私小説 from left to right』で野間文芸新人賞、2002年『本格小説』で読売文学賞、08年『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』で小林秀雄賞、12年『母の遺産―新聞小説』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タイコウチ

7
ほぼ同時に出た「日本語で書くということ」と事実上セットになったエッセイ集だが、こちらの方が比較的軽い読みものとなっている様子。これまで「續明暗」「私小説 from left to right」「日本語が亡びるときー英語の世紀の中で」などを面白く読んできたが、12歳で両親と渡米し、仏留学を経て大学院まで滞米生活を送った著者のやや特異な言語体験(つまり日本語教育を受けたのは小学生までで、その後は漱石など「古典的な」日本文学を読んで学習した)が詳しく書かれていて、「日本語が亡びるとき」の背景もよりよくわかる。2022/07/16

ユ-スケ

0
別著で衝撃を受けた水村さん ここでは水村さんが好んで読んでこられた著書の紹介が集められており、いくつか読まねばあと思った次第 中勘介『銀の匙』、幸田文『きもの』、ジェーン・オースティン『高邁と偏見』、そして水村さんの『本格小説』等 2025/01/18

トビケ

0
水村氏が何を考え、感じているのか。ご本人を知っているだけに、興味深さと、読みにくさと両方感じたが、同じようなことを加藤周一氏に関する箇所で書いていて苦笑した。それと、同じように年月を感じた。ところどころ読んだことのある文章を見かけたが、若かりしその頃に想いが飛んで大変であった。2025/01/05

Yasuyuki Kobayashi

0
一流の小説家の書くエッセイというものがこれほど 楽しかった経験はなかった。 交友のある作家の人々 から自身の作品の成り立ちやら興味深い話しばかりで 読み終えるのが惜しまれた。2024/08/30

Hitoshi T

0
読了まで長くかかりすぎたためか、あまり好い印象をがない。よく似た話が続いたり寄せ集め感が強い。2022/07/10

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