ちくま文庫<br> 北京の台所、東京の台所―中国の母から学んだ知恵と暮らし

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ちくま文庫
北京の台所、東京の台所―中国の母から学んだ知恵と暮らし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480437679
  • NDC分類 596.22
  • Cコード C0195

出版社内容情報

料理研究家になるまでの半生、文化大革命などの出来事、北京の人々の暮らしの知恵、日中の料理について描く。北京家庭料理レシピ付。解説 木村衣有子

料理研究家ウー・ウェンはどのようにして生まれたのか。幼少期の文化大革命の経験、天安門事件により偶然に始まった日本生活、料理研究家としての歩みといった半生から、医食同源に基づいた北京の人々の暮らしの知恵、日中の食文化の違い、数々の料理や台所道具の解説まで。中国と日本の架け橋となるよう奮闘してきた著者唯一のエッセイ集。北京家庭料理レシピつき。

内容説明

料理研究家ウー・ウェンはどのようにして生まれたのか。幼少期の文化大革命の経験、天安門事件により偶然に始まった日本生活、料理研究家としての歩みといった半生から、医食同源に基づいた北京の人々の暮らしの知恵、日中の食文化の違い、数々の料理や台所道具の解説まで。中国と日本の架け橋となるよう奮闘してきた著者唯一のエッセイ集。北京家庭料理レシピつき。

目次

第1章 北京での生活(両親は同じ気象学者、でも、性格は晴れと雨ほどに違う;私の生まれた中国は、こんな時代だった;祖父母に家にお引っ越し ほか)
第2章 東京での生活(はじめて見た東京の台所;和食の出発点はカレイの煮魚;妊娠中の食事と離乳食 ほか)
第3章 北京菜時記(中国と日本の暦について;春節と餃子。一年でいちばん楽しいお正月;春餅ともやし ほか)
付録 北京家庭料理レシピ

著者等紹介

ウーウェン[ウーウェン]
中国・北京生まれ。料理研究家。1990年に来日、97年にウー・ウェンクッキングサロン開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まーくん

103
TVや雑誌で時折お見かけする北京生まれの料理研究家ウー・ウェンさん。彼女の家庭料理に対する考えと自らの半生を綴ったエッセイ。伝統的な四合院での祖父母との暮らし。幼少期の文化大革命での辛い記憶。天安門事件により偶然に始まった、26歳からの日本での生活。30近い歳の差の日本人との結婚。その御主人の職業が料理と無縁であった彼女を現在の仕事に引き寄せる。北京の両親と夫、子供たちとの交流。医食同源に基づく”美味しく食べることは体に良い”という信念。言葉を選んだ穏やかな表現に温和な性格が滲み心暖まる。料理レシピ付。2021/10/12

ホークス

41
元本は2004年刊。著者は1963年北京生まれで日本在住。色々あった末に日本人と結婚し、料理研究家となった。北京の生活と季節ごとの風物、日本で出会った諸々、伝統料理のレシピなどをフラットな調子で語る。文化大革命にまつわる苦しい体験、纏足をしていた祖母の話が特に印象的。今さらながら、等身大で知ることの大切さを感じた。水餃子などに使う小麦粉の話が興味深い。地方のJAのお店(Aコープなどだろう)で買える地粉には、地方ごとの香りがあると言う。この違いを楽しめたら面白いと思う。さすがは粉食の盛んな北京育ち。2023/05/05

たんぽぽ

23
学者の家に生まれ、お家のお手伝いよりお勉強。大学で学んだ後は、外国へ行ってみたい!自分を生かす仕事がしたいと強く願った女の子が、他国で結婚し、子供を育てながら料理研究家となる…。常に前をむいてすすむウーさんが素敵です。 この本が書かれたのは北京オリンピックの前。中国はどんどん発展し経済大国になりましたが、ウーさんの幼少期の文化大革命時代を思うと、いろいろ考えさせられます。 ウーさんはこの後、ご主人をなくされたのだと思うと胸が痛いです。2021/12/02

Yodo

12
食材を立方体(サイコロの形)に切る料理研究家の自伝。具材の大きさが同じならば、全部同じように火は通るだろうという利点はあるけども、北京の人もこんなにマメには同じ大きさに具材を切らないとは思う。1963年生まれで、文化大革命(1966-76)の時代に両親は頭の良い方のグループで失職する可能性もあって苦労している。本人もその期間に学生時代を過ごしていて読んだ本は「毛沢東語録」。本人も家族も真面目だ。今だと文化大革命は悪く言っても怒られないから、書ける事もあるのだろう。日本に来てからは平和みたい。 2025/01/04

takakomama

10
中国の暮らしや習慣、日本との違いなどが興味深いです。医食同源の食事は真似したいです。自伝のようなエッセイ。私と同世代ですが、文化大革命や天安門事件を経験した波乱万丈の人生。時代を恨まないと言い切れる、とても強い人だと思います。2023/12/08

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