出版社内容情報
時を経てなお生きる言葉のひとつひとつが、呼吸を楽にしてくれる――。大人気小説家・氷室冴子の名作エッセイ、待望の復刊! 解説 町田そのこ
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あなた、やっぱり処女なんでしょ──。「少女小説家」は嘲笑された。『なんて素敵にジャパネスク』『クララ白書』ほかベストセラーを多数送り出し、セクハラという言葉が世間に登場し始めた頃、「いっぱし」の年齢・三十歳を越えた著者。女としてただ社会に在るだけで四方八方から襲い来る違和感を、まっすぐに、そして鮮やかに描いた不朽のエッセイが満を持して復刊!
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内容説明
あなた、やっぱり処女なんでしょ―。「少女小説家」は嘲笑された。『なんて素敵にジャパネスク』『クララ白書』ほかベストセラーを多数送り出し、セクハラという言葉が世間に登場し始めた頃、「いっぱし」の年齢・三十歳を超えた著者。女としてただ社会に在るだけで四方八方から襲い来る違和感を、まっすぐに、そして鮮やかに描いた不朽のエッセイが満を持して復刊!
目次
いっぱしの女の“夢の家”(バーブラとミドラー;夢の家で暮らすために;詠嘆なんて大嫌い;とてもすばらしかった旅行について;一番とおい他人について)
いっぱしの女のため息(一万二千日めの憂鬱;俗物あり;さようなら女の子;レズについて;〈妹の力〉と〈女の大義〉)
いっぱしの女から男たちへ(なるほど;年表をめくる意味について;ブラキストン線について;シュプレヒコールの歌;それは決して『ミザリー』ではない)
いっぱしの女の生きる時代(愕然の日々;ありふれた日の夜と昼について;羅生門をめぐる連想;やっぱり評論もよみたい)
対談 いっぱしの女大いに語る―高泉淳子+氷室冴子
著者等紹介
氷室冴子[ヒムロサエコ]
1957年、北海道岩見沢市生まれ。1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した多数の小説作品がある。2008年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
とよぽん
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ダージリン
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