ちくま文庫<br> 輝け!キネマ―巨匠と名優はかくして燃えた

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ちくま文庫
輝け!キネマ―巨匠と名優はかくして燃えた

  • 西村 雄一郎【著】
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  • 筑摩書房(2021/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480437471
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0174

出版社内容情報

日本映画の黄金期を築いた巨匠と名優、小津安二郎と原節子、溝口健二と田中絹代、木下恵介と高峰秀子、黒澤明と三船敏郎。その人間ドラマを描く!

内容説明

日本映画の黄金期を支えた、巨匠と名優たち。小津安二郎と原節子、溝口健二と田中絹代、木下惠介と高峰秀子、黒澤明と三船敏郎。ゴールデンコンビによる数々の名作。その誕生の裏に隠された壮絶な人間ドラマとは?NHK第2「カルチャーラジオ」で好評を得た「日本映画の黄金期を支えた監督とスターたち」を大幅に改稿した、文庫オリジナル。

目次

第1部 小津安二郎と原節子(戦前・戦後のアイドル;小津調の確立;伝説の創建)
第2部 溝口健二と田中絹代(下層階級の女を描いた溝口;演技開眼した田中絹代;溝口と絹代は関係があったのか?)
第3部 木下惠介と高峰秀子(出征を見送る母の哀しみ;デコの渡世日記;木下恵介と黒澤明の比較論)
第4部 黒澤明と三船敏郎(二人はいかにして出会ったか?;黒澤明・苦境の時代;三船は黒沢の分身)

著者等紹介

西村雄一郎[ニシムラユウイチロウ]
映画評論家、ノンフィクション作家。1951年佐賀市生まれ。早稲田大学演劇科を卒業後、「キネマ旬報」パリ駐在員。帰国後、映像ディレクターとしてビデオ作品を演出。85年から古湯映画祭の総合ディレクターを務め、「佐賀新聞文化奨励賞」を受賞。埼玉県川口市の「映像ミュージアム」を監修。佐賀新聞のコラム「シネマトーク」は連載43年目を超え記録を更新中。現在は佐賀大学の特任教授として教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まこみや

18
映画という芸術は、つくづく監督と俳優との奇跡的な出遭いがあってこそ名作となるのだなあ。第一部の小津安二郎と原節子にしても、個々のエピソードはほとんど周知のものであり、二人の関係は作家や評論家によって様々に解釈されてきた。しかしこの度の西村さんの解釈が僕にとっては一番自然ですっと腹に落ちた。他の三つの関係もいずれもさもありなんと思わせる。監督と名優を、個人としてではなく、両者の関係のなかで捉えることで、その人物の人間的特質とその映画の本質を説得力をもって描き出している。予想以上の収穫を感じた本だった。2021/07/10

ロマンチッカーnao

15
昭和の映画全盛期を彩った、小津安二郎と原節子、溝口健二と田中絹代、木下恵介と高峰秀子、黒澤明と三船敏郎という映画監督とスターの関係性を中心に語った本なんですけど、想像の数倍読み応えありました。映画が娯楽の中心だった時代。今はアニメやお笑いが隆盛を誇っていても、いつかそれも終わる時が来るんだろうなって思いながら読了。映画愛に溢れた本でした。2022/01/02

へへろ~本舗

4
巨匠と名優、4組の出会いと別れについて。2022/03/28

Gen Kato

3
小津と原節子の関係の「解釈」は西村氏の『殉愛』で読んでいたので知っていたけれど、溝口と田中絹代に関しての新藤兼人解釈に疑義を呈したところ、高峰秀子と東海林太郎「お父さん」との関わりについての「新事実」にうなる。おもしろい。三船黒澤も読みごたえあり。小津&原コンビの一冊だけでなく、ほかのコンビについても一冊ずつ書いて欲しいなあ。2021/12/19

オールド・ボリシェビク

3
ありきたりの映画人回顧ものかと思ったら、とんでもない。けっこうな秘話も満載の映画愛に満ちた一冊だ。小津安二郎と原節子、溝口健二と田中絹代、木下恵介と高峰秀子、黒澤明と三船敏郎。監督とスターのコンビに焦点を当て、その関係性や作劇術も論考する。本当に、映画愛に満ちている。感心した。2021/07/18

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