出版社内容情報
マカロニの登場、ジーパンの殉職など、伝説的な神回のノベライズを収録。シンコ(高橋惠子)との特別対談も付す。七曲署の熱い男たちが文庫で蘇る!
内容説明
萩原健一、松田優作、露口茂と多くの人気俳優を生み出し、圧倒的な人気を誇った刑事ドラマ「太陽にほえろ!」。本書では、伝説的な「神回」のノベライズを収録。型破りな若手刑事マカロニの登場、いまも語り継がれるジーパンの殉職、「落としのヤマさん」の名推理―。七曲署の熱い男たちが文庫で蘇る!シンコ(高橋(関根)惠子)と編者の特別対談も収録。
著者等紹介
岡田晋吉[オカダヒロキチ]
1935年2月22日生まれ。1957年慶應義塾大学文学部を卒業し日本テレビに入社。海外ドラマの吹き替え版製作を担当。その後1963年から国産テレビ映画の企画・制作に携わる。現在、川喜多記念映画文化財団・理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ファーラス
6
太陽にほえろ!のノベライズと銘打ってあるが、傑作脚本選。元々の台詞とト書きに、簡潔な地の文を挟み込んだ形。伝聞でしか知らなかった「マカロニ刑事」や「ジーパン刑事」の活躍・顛末が知られてよかった。知識欲で購入したが、思っていたよりもキャラ立てや事件性が粗くはなく、1時間の筋立ての中でちゃんと背景を感じさせる「らしい」セリフが所々にある。七曲署の個性的な面々が活躍して変化していくキャラクター活劇であり、当時としては刑事ドラマとしてかなり意欲的な試みだっただろう。退場の劇的さなど、洋ドラの手本だろうか。2021/01/12
Ken D Takahashi
4
子供の頃によく観ていたドラマのノベライズ。出演者全員顔が浮かぶのもオジサンの特権であります。ショーケンや優作のエピソードのみのところも嬉しい内容であります。そういえば、出演者の殆どがこの世を去られて居るのは寂しい事であります。2022/01/09
渋谷英男
1
面白かった。続編期待。☆4.52020/12/17