出版社内容情報
家から一歩も出ずに全国のご当地グルメを食べ尽くす! 100万円のインプラントを粉砕させながらあらゆる菓子に立ち向かった怒涛の食コラム。
内容説明
せちがらい世の中、心を慰めるのはおいしい食べ物である―。不惑を前にして無職となり、いよいよ出不精に磨きのかかった漫画家が「おとりよせ」を駆使してご当地名物を味わいつくす稀代の“ぐうたら系”グルメコラム。仙台銘菓「萩の月」にそっくりな菓子が五十も現れたかと思えば、齧りついた揚げ菓子で100万円のインプラントが粉砕…。波乱の実食を乗り越えて、愛する「博多通りもん」を超える逸品に出会えるのか?ゆかいな脳内旅行をあなたに。
目次
ひきこもり熟練者が愛するご当地フード(福岡県・博多通りもん)
ポイズンな世の中にドロップキック(高知県・ケンピ)
うなぎは貧乏人の敵だが、タレは得難き友(愛知県・ひつまぶし)
赤福先輩、相変わらずマジこしてますね!(三重県・赤福)
たこ焼きとは違うということを胸に刻め(兵庫県・明石焼き)
夜のお菓子、真夜中に大進出(静岡県・うなぎパイ)
食欲ないから、朝はすっぽんでいいよ(静岡県・すっぽんパイ)
選ばれし老女が生み出した禁断の果実(秋田県・バター餅)
「なんの他意もなく激似」のヤツが五十も現れた(宮城県・萩の月)
もみじ饅頭界への殴り込み(広島県・もみじ饅頭)〔ほか〕
著者等紹介
カレー沢薫[カレーザワカオル]
1982年生まれ。漫画家、コラムニスト。2009年に『クレムリン』(講談社)でデビュー。自身2作目となる『アンモラル・カスタマイズZ』は第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
chantal(シャンタール)
ゆきち
ホークス
おかむら