ちくま文庫<br> ひきこもりグルメ紀行

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

ちくま文庫
ひきこもりグルメ紀行

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月14日 04時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480437020
  • NDC分類 588.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

家から一歩も出ずに全国のご当地グルメを食べ尽くす! 100万円のインプラントを粉砕させながらあらゆる菓子に立ち向かった怒涛の食コラム。

内容説明

せちがらい世の中、心を慰めるのはおいしい食べ物である―。不惑を前にして無職となり、いよいよ出不精に磨きのかかった漫画家が「おとりよせ」を駆使してご当地名物を味わいつくす稀代の“ぐうたら系”グルメコラム。仙台銘菓「萩の月」にそっくりな菓子が五十も現れたかと思えば、齧りついた揚げ菓子で100万円のインプラントが粉砕…。波乱の実食を乗り越えて、愛する「博多通りもん」を超える逸品に出会えるのか?ゆかいな脳内旅行をあなたに。

目次

ひきこもり熟練者が愛するご当地フード(福岡県・博多通りもん)
ポイズンな世の中にドロップキック(高知県・ケンピ)
うなぎは貧乏人の敵だが、タレは得難き友(愛知県・ひつまぶし)
赤福先輩、相変わらずマジこしてますね!(三重県・赤福)
たこ焼きとは違うということを胸に刻め(兵庫県・明石焼き)
夜のお菓子、真夜中に大進出(静岡県・うなぎパイ)
食欲ないから、朝はすっぽんでいいよ(静岡県・すっぽんパイ)
選ばれし老女が生み出した禁断の果実(秋田県・バター餅)
「なんの他意もなく激似」のヤツが五十も現れた(宮城県・萩の月)
もみじ饅頭界への殴り込み(広島県・もみじ饅頭)〔ほか〕

著者等紹介

カレー沢薫[カレーザワカオル]
1982年生まれ。漫画家、コラムニスト。2009年に『クレムリン』(講談社)でデビュー。自身2作目となる『アンモラル・カスタマイズZ』は第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

93
【秋なので旅の本月間】 読友さんのレビューに魅かれました。"ひきこもり"と"紀行"という矛盾した言葉が並ぶタイトル通り、旅に出ずに家の中にひきこもりながら全国のグルメを楽しもうという試みです。都道府県別に名物が1つだけ登場してきます。その説明や感想が可笑しくて可笑しくて、食べてみたくなるだけでなく、ついネット検索したくなります。漫画家である著者のイラストも添えられているのですが、自分で検索して実物を見てみたくなるんです。次はどんな名物が登場してくるのだろうと、飽きることなく最後まで楽しく読めました。2022/09/22

chantal(シャンタール)

83
家から一歩も出ずお取り寄せで全国の名物を食べると言う、なんとも羨ましい企画。鳥取では「打吹公園団子」と言う超ローカルな名物が取り上げられていて笑う。説明が一々おかしくて、人前では読めない。作者は博多通りもんが大好物らしいが、自分で買うのではなく、貰い物が美味しいと言う。うなづける。頂き物はなんでも美味しい。赤福の個別包装があるのも驚いた。ここで紹介されている物はほとんど知っていたが、中でも今送られたら嬉しいと思うのはロイズのチョコチップ、信玄餅、奈良の葛餅、田辺のデラックスケーキ。本当は全部食べたいけど。2021/12/08

ゆきち

75
美味しい食べ物は好き、ご当地名物も食べたい!でも出かけて行くのは嫌だ!という作者は、担当編集者から家に居ながらグルメコラムを書いてもらえないかと持ちかけられる。山口県に住む漫画家であり、コラムニストの作者はお土産をもらうなら「博多通りもん」だろうと思いながらも、担当編集者がお取り寄せしてくれるものを食し、ユニークでぐうたらなグルメコラムを書くことにした。ご当地名物を検索しながらふむふむ、クスクスと楽しんだ。宮崎県の「なんじゃこら大福」が出てくるのも嬉しかった。読友さんの住む新潟の「もも太郎」も出てきたよ♡2022/10/23

ホークス

63
2020年刊。わろたわろた。通勤電車で噴き出したのは北大路公子氏以来。毒舌の波状攻撃がクールで気持ちいい。書名通り、自宅に居ながら各地の名物を好きなように批評する。不当に高いカロリー、地域間のセコい争い、メーカーいじりに県民性いじり、匂いや見た目の衝撃度など。これはもはや話芸。一品4ページと短いのも良い。大阪は551蓬莱の豚まん、福井の羽二重餅、新潟のもも太郎(アイス)、群馬のかいこの王国(チョコ)あたりが高得点。地元山口県に対してはさすがに筆の鋭さがユルむ。ういろうは山口でも名物なんだと初めて知った。2021/03/14

おかむら

36
出不精な著者が部屋から一歩も出ずに全国のグルメをお取り寄せで食べるエッセイ。お菓子(あんこ系)が多いです。山形の「のし梅」は隣県なのに全然しらなかったけど食べてみたいわー。そしてカレー沢薫の本はこれで2冊目ですが、うーん、私、この人の文章苦手かもしれない(ファンもいっぱいいるので弱気な感想…)。堂々としてるところが苦手なのかなあ。もうちょっと他の本も読んでどこか苦手なのか探っていきます。2021/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16760936
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品