ちくま文庫<br> 詩歌の待ち伏せ

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ちくま文庫
詩歌の待ち伏せ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480436801
  • NDC分類 911.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

“本の達人”による日本語への愛と折々に出会った詩歌との出会いが生んだ名エッセイ。これまでに刊行されていた3冊を合本した決定版。解説 佐藤夕子

内容説明

本の達人・北村薫が古今東西、有名無名を問わず、日々の生活の中で出会った詩歌について語るエッセイ集。作品、作家への愛着や思いがけない出会いが、鋭敏な感性や深い想像力とともに丁寧に穏やかに語られるとき“詩歌”の世界の奥深さと溢れる愛情を感じずにはいられない。これまで分冊で刊行されてきたものを1冊に合本し、“決定版”としてよみがえる。

目次

「集団」アンドラージ
「師よ 萩原朔太郎」三好達治
「佛頭光」「ある朝の」石川啄木
「じ」松田豊子
「不運つづく」「醫師は」塚本邦雄
「じりじりと」佐佐木幸綱
「サキサキと」佐佐木幸綱
「胸に抱く」舘岡幸子
「山国の」望月紫晃
「悲しみ」石垣りん〔ほか〕

著者等紹介

北村薫[キタムラカオル]
1949年、埼玉県生まれ。作家・アンソロジスト。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。高校の国語教師のかたわら、89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の〓』で日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、09年『鷺と雪』で直木賞、16年日本ミステリー文学大賞を受賞。著作多数。読書家、本格推理ファンとして、評論、エッセイ、アンソロジーにも腕をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

101
以前に文春文庫で三冊分冊で出ていたのが1冊になり再度手に取りました。この60講をやはり通しで読むと印象が異なり分冊のときより読んだ堪能したという気がします。洋の東西を問わずまた今昔の詩歌からその詩歌のことばかりではなく様々なことに波及してエッセイをつむいでくれています。今後何度か読みなおすことになるいい本でした。2020/10/24

佐島楓

67
長いこと単行本で持っていた。このたび文庫にまとまったとのことで読了。これは手放してはいけない、とささやきかけられる本というのが大量に読んでいると必ず何冊かはあるのだが、この本もそれにあたる。ひっそりと大事な本コーナーの一隅に置く。2021/03/16

syaori

56
大切な詩句との出会いや、それと親しむ過程を紹介するエッセイ集。まず西條八十の評伝でチャンドラーの名文句と出会い、土井晩翠の『星落秋風五丈原』が定家に繋がるという扱う詩歌の広範さに圧倒されます。またその鑑賞態度にはとても豊かな気持ちになりました。それは作者が、ある作品を読むことは個人の経験や思いを反射することで、それぞれ微妙に異なるその照り返しが作品の世界を深めるのだということを示してくれるからなのだと思います。詩の鑑賞だけでなく、「読むということ」の奥深さ可能性についても教えてくれるとても素敵な本でした。2021/03/11

タカギ

24
北村先生は、詩歌を観賞しようという心構えがない時に、不意打ちで詩歌やそれに関連する文章を目にすると、「これは奇遇だ、待ち伏せにあったようだ」と思うみたいだけど、先生ほどしょっちゅう何かの本を読んでいればそれは必然ではないかと思う。でもそういう気づきや心の動きが発見に繋がり、本格の種になるのかも。気になった歌人は中城ふみ子。自分なりに理解して読むのはもちろん大切だけど、優れた解説に助けてもらえるのはありがたいな、と思った。2020/12/30

naotan

18
じっくり時間をかけて読みました。かつては誰もが知ってたものが、時代の移り変わりとともに失われていくのは寂しいような、でも仕方ないような。この本を読んで新たに知る読者もいるのでしょう。2020/10/12

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