ちくま文庫<br> 紙の罠

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ちくま文庫
紙の罠

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480436283
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

都筑作品でも人気の“近藤・土方シリーズ”が遂に復活。贋札作りをめぐり巻き起こる奇想天外アクション小説。二転三転する物語の結末は予測不能。

内容説明

紙幣印刷用紙が輸送中のトラックから強奪された。犯人は紙幣贋造を狙ったのだろう。そんな計画を察知した近藤庸三は贋造に必要な“製版の名人”の身柄を押さえ、紙強奪犯へ引き渡す取引を思い立つ。しかし、同じ企みを持つ土方と沖田、さらに強奪犯の一味も動き出していた…。二転三転する物語の“結末”は完全に予測不能。奇想天外アクション小説が遂に復活。シリーズ続編「NG作戦」併録。

著者等紹介

都筑道夫[ツズキミチオ]
1929‐2003年。東京生まれ。早稲田実業学校を中退。雑誌編集のかたわら十代後半から時代小説を執筆。のち推理小説の翻訳に携り、1956年早川書房入社。「エラリイクイーンズミステリマガジン」の編集長を務め、「ハヤカワ・SF・シリーズ」の創刊に尽力。2001年『推理作家の出来るまで』で日本推理作家協会賞を受賞。2002年、日本ミステリー文学大賞を受賞

日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katsubek

45
久々の再読である。昔のエンターテインメント。今はもう、こういう小説は流行らないんだろうなあ。伏線という言葉がある。昨今は「フラグ」なる言い方があるが、思うに、伏線というものは、それと気付かれることなく張られるもので、最終盤になって読者を悔やしがらせるものだろう。「フラグ」とは少し違うかも知れない。本書は「本格ミステリー」に位置付けられるものでもあろう。そこら中に伏線が張り巡らされている。畠中恵の師にあたる作者の作品。知の挑戦として楽しみたい。2021/06/21

hnzwd

32
印刷前の紙幣用紙強奪事件を開始として始まる、複数人・複数グループが混じっての一大アクション。都筑道夫のアクション小説は初でしたが、敵味方入り乱れての逆転に継ぐ逆転。裏切りありの争奪戦は面白かったです。公衆電話等、時代を感じる部分はあるものの、会話のユーモアやキャラクターは現代でも通じる出来だと思いました。2020/04/29

geshi

32
紙幣偽造をめぐり騙し合い・出し抜き合いが目まぐるしく火花を散らし、10頁先の展開を予想できないストーリー。「なんでそれが必要になるって分かるんだよ」と言いたくなる準備の良さも含めて、荒唐無稽のご都合主義を頭カラッポにしてついていかせる筆の力。読点の多さはパッと見で読みにくそうなのに、意外に気にならなくなっているのは、文章のリズムがいいんだな。小洒落た言い回しや、敵対する者同士でもいがみあいにならないスマートさなど、こういうのが楽しまれた時代を含めて面白がれた。2020/02/10

rosetta

29
★★★✮☆なんと1962年に出た本の再刊。映画の原作だったそうだがそれを知らずに読んでいてもずっと昭和の映画を観ているようだった。ただし宍戸錠や長門裕之ではなく自分の中では植木等とクレイジーキャッツだったがw軽快、軽妙、軽薄(笑)人間関係と言い台詞回しといい昭和のお洒落やダンディズムが満ち溢れている。ミステリにもハードボイルドにもなりうる内容なのに敢えてコメディに仕立ててあるのが小気味よい。難しい事やツッコミやコンプライアンスはなしにして古き良き時代の空気に身を浸そう!2020/01/09

Syo

22
既読だとは思うけど 都筑道夫 サザエさんもやんなぁ2023/11/18

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