ちくま文庫<br> 天下無双の建築学入門 (増補版)

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ちくま文庫
天下無双の建築学入門 (増補版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435965
  • NDC分類 521.8
  • Cコード C0152

内容説明

自然の中に暮らしていた人間が家を建てて住むようになったのはいつからだろう?単なる穴倉暮らしから、石器で木を伐り、柱を立て、縄で縛るなどの建築技術を駆使して造った古代の住まいへどのように進化したのか。床や畳、廊下、天井、窓、台所はどのように成立したのか?人間に不可欠の住宅について真面目に考え、建築とは何かを説く。日本の住宅の変遷をたどる書き下ろしを加えた増補版。

目次

1 目からウロコ!?古代の建築術(石器で丸太は伐れるのか?“磨製石器”;魔法的先端技術“縄”“しばる技術”;弥生的なるモノ“竹”;「夏は樔に宿」とは“樹上住宅”;腐らない土台の工夫“基礎と土台” ほか)
2 アッと驚く!!住宅建築の技(家は夏をもって旨とすべし“住宅”;シック・ハウスの代わりにシックイ・ハウスを!“建材”;引き戸とドアーを隔てる歴史的事情“戸”;日本建築の生命は床にあり“床”;厚さ数センチのヒエラルキー“畳” ほか)

著者等紹介

藤森照信[フジモリテルノブ]
1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授、東北芸術工科大学客員教授。東京都江戸東京博物館館長。全国各地で近代建築の調査、研究にあたり、74年、建築探偵団を結成。その後、赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を発足。建築家としても活動を始め、2001年熊本県立農業大学校学生寮で日本建築学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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阿部義彦

17
親本はちくま新書だそうです、ちくま文庫で増補版となりました。建築家の藤森さんは私が愛した小説家、故赤瀬川原平さんとは、路上観察学会でも同僚で仲が良く、赤瀬川さんの「ニラハウス」の設計をした方でもあります。そして何よりも健啖家だとか!これは痛快な建築学入門ですね。但し非アカデミックで、どっちかというと縄文や弥生式竪穴式住居に興味をもって自ら家を作ってみた体験が、心踊ります。そして、2章のあっと驚く!住宅建築の技 では《天井》《廊下》《ベランダ》等の題で日本建築をなで斬りに!痛快な建築学エッセイ!是非よむべし2019/05/25

れどれ

5
天下無双に面白かった。建築学というが建築についてのもろもろを外連味たっぷりに語ってくれている。NHKの教養番組アタリ回が延々続く感じ。2023/02/14

海星梨

5
エッセイですね。ちくま文庫ってもっと学術的なものだと思っていました。2019年出版の本でここまで「日本男児」的発言をみるとあまり気分のいいものではありませんし、「庭では時間が止まっている」は異議を唱えます。手入れしたことありますよね?季節ごとに彩りがありますよね?草が生えて誰の住んでもないと分かる家を見たこともありますよね?だんだん適当に原稿を埋めてる方なのかと疑いがわきました。2019/06/11

totuboy

4
家の中に当たり前にあるものについて、なぜそれがあるのか、という存在理由から考えていくところが面白い。確かに藤森さんの指摘する通り、最近の住宅からは廊下がなくなっている。窓の存在についても、外からどのように切り取られて見られるか、という視点から話が進むのは面白かった。2019/10/16

林克也

4
おもしろいけど、藤森さんについては、こういう本業の建築史の成果を読むより、彼の現実の建築作品を、口をあんぐり開けて一日中ボ〜っと眺めている方が好きです。 「夏は樔に宿、冬は穴に住む」ということと、矢沢忠一老人の技の話が面白かった。 2019/07/13

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