出版社内容情報
多摩川べりの少年時代、落語へのあふれる熱情、旅の思い出、大事な家族への想い、老いと向き合う姿・・・自ら綴った波乱万丈な人生。解説 松岡慎太郎
内容説明
多摩川べりでの少年時代、母のこと、初めて書いた父の思い出。落語界の師匠、先輩、仲間への厳しくも愛ある批評。大事な家族への想い。他の世界の才人との交遊。落語への尽きることのない熱情とそれゆえの煩悶。老いと向き合う自分の姿を含め、あますところなく自らつづった波瀾万丈な人生。巻末インタビュー「父・立川談志」松岡慎太郎。
目次
第1章 負けず嫌いで皮肉なガキだった―父と母、空襲、疎開、敗戦(小石川に生まれ多摩川べりで育つ;死の床の祖母 ほか)
第2章 現在の職業になる如く―ラジオと映画、寄席、入門(ラジオという最高の娯楽;この頃から批判眼 ほか)
第3章 いわゆる波乱万丈の人生だ―家族、家、仕事、交遊録(落ち目のときはドカンといく;「絶対にこの暮らしを離すまい」 ほか)
第4章 アフリカ、もう行けまい―旅、映画、外国ジョーク(誰も外国に行けなかった頃;女を買うのは好きじゃない ほか)
第5章 エゴの塊のような気狂いが老いた―がん、声、未完(“松岡さん”と呼ぶのはやめてくれ;人並みに治っても駄目 ほか)
著者等紹介
立川談志[タテカワダンシ]
1936年東京生まれ。落語家。52年、5代目柳家小さんに入門。63年、真打に昇進・「立川談志」を襲名。71年、参議院議員当選。83年、落語協会を脱会し、落語立川流を創設。抜群の古典落語の芸と個性的な時事論、鋭い落語論、芸人論で熱狂的ファンが多い。2011年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
スプリント
やまねっと
tanikenn
@yoshida4516