ちくま文庫<br> 殿山泰司ベスト・エッセイ

個数:

ちくま文庫
殿山泰司ベスト・エッセイ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月25日 14時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435521
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

独自の文体と反骨精神で読者を魅了する性格俳優、故・殿山泰司の自伝エッセイ、ジャズ、ミステリ、政治評。独自の文体と反骨精神で読者を魅了する性格俳優、故・殿山泰司の自伝エッセイ、ジャズ、ミステリ、政治評。未収録エッセイも収録! 解説 戌井昭人

殿山 泰司[トノヤマ タイジ]
著・文・その他/編集

大庭 萱朗[オオバ カヤアキ]
編集

内容説明

銀幕やテレビで一度目にしたら忘れられない眼光鋭い禿げ親父。日本映画史に輝く名バイプレイヤー殿山泰司は、名エッセイストとしても知られている。国家も戦争も蹴っとばせ。あなあきい魂全開だ!酒とジャズとミステリを、そして何より自由を愛し、サングラスとジーンズで街を闊歩した「三文役者」の精髄を集めた決定版。単行本未収原稿多数収録!

目次

1(『三文役者のニッポン日記』;『三文役者あなあきい伝 PART1』;『三文役者あなあきい伝 PART2』)
2(『三文役者の無責任放言録』;『三文役者のニッポン日記』;「独り言」 ほか)
3(「三文映画俳優の溜息」;「恋愛とはナニかいな」;「三文役者の“うえのバラアド”」 ほか)

著者等紹介

殿山泰司[トノヤマタイジ]
1915年10月17日、東京の銀座生まれ。’36年新築地劇団入団、初舞台。’42年松竹太秦撮影所入所。同年徴兵されて中国へ。戦後は’47年頃から新藤兼人脚本=吉村公三郎監督コンビ作品で売れっ子となる。’50年近代映画協会創立に参加。以後今村昌平、大島渚監督作品など数多くの作品に出演。ジャズとミステリを愛する。’89年73歳で死去

大庭萱朗[オオバカヤアキ]
1962年北海道生まれ。出版社勤務を経て、文芸評論家・フリー編集者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

76
フリージャズとミステリーそして女が好きな名脇役だったトノさんのエッセイ集。独特の文体、頑固ながらも言いたいことをずばりと書いている。世の中は憲法を改悪しようという現代。本の中に「祖国は国民全体が守るもの国民一人一人が自分の国を自分たちを幸せにしてくれるすばらしい国だと思えば黙っていても守るもの、武器など問題ではない」まさに今の暴君に聞かせたい言葉だ。太平洋戦争に従軍し、軍隊の理不尽さを自分の体験から戦争というものを語るトノさんみたいな人はもうほとんどいないと思う。他のエッセイも、もうすこし読んでみたい。2019/05/04

nemuro

34
紹介文に「銀幕やテレビで一度目にしたら忘れられない眼光鋭い禿げ親父」。「酒とジャズとミステリを、そして何より自由を愛し、サングラスとジーンズで街を闊歩した『三文役者』の精髄を集めた決定版」とあった。「1915年10月17日、銀座生まれ。’89年、73歳で死去」。亡くなって、もう30年余り。「出典」から推察するに、私が殿山泰司の文章に触れたのは、たぶん『JAMJAM日記』(ちくま文庫/1996年)あたりから。有名な映画監督や俳優との出来事も実名でどんどん出てくる。奔放である。こんな生き方、そうはできない。2020/09/06

かふ

21
殿山泰司の役者人生とジャズの日々。それに絡めての戦争体験と国家の横暴さ故のアナーキストとしての人生はかなり過激でユニーク。「政治は女にまかせよう」とか「ストをやるのは当たり前だろう」とか「沖縄独立しろ」とか今の政治状況の提言としてもおかしくない。軍隊時代の無用な規律と暴力にちゃらんぽらんな生き方が反骨精神となっている。出来の良い弟と出来の悪い兄の幼い頃の想い出。そんな弟の戦死で自分だけが残された。そういう戦後の無頼派的な生き方は、織田作之助との交流した川島雄三監督へのオマージュとなるエッセイにも繋がる。2019/11/20

funuu

12
今なら炎上の内容。戦前から戦後30年の話。 戦争にも行き慰安費も普通の話として出てくる。 悲惨な話は深くは書いてない。奥さんと愛人と死ぬまでいた。 独特な書き方でおもしろい。 2024/10/27

AnmitsuK (うろ覚えムーミン)

5
昔のドラマや映画を見ると時々みかける、スキンヘッドで耳の広いおっちゃん;殿山泰司が、好き放題に書き散らかした(しかしその裏に文化資本の蓄積やペーソスが見え隠れする)エッセイの傑作選である。書いていることそのまま、グラス片手に喋ってるようなノリで、フキンシンな内容もなんとなく勢いで読めてしまう。ハラスメント耐性のない人には毒だなヒヒヒヒ。2019/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13120555
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品