出版社内容情報
読書をめぐる24の小さな絵物語集。夜行列車で、灯台で、風呂で、車で、ベッドで、本を開く。開いた人と開いた本のひとつひとつに物語がある。
吉田 篤弘[ヨシダ アツヒロ]
内容説明
私たちは、いろいろなところで本を開く。電車で、ベッドで、公園のベンチで、縁側で、喫茶店で、お風呂で…。なぜそこで本を読んでいるのか、何を読んでいるのか、何を感じているのか。そこには、ひとつひとつ異なる物語がある。そしてもちろん、開いた本の中にもまた別の物語があるだろう。フジモトマサルが描いた読書の風景から吉田篤弘が紡いだ物語が24。星空を眺めるごとく味わえる物語集。
著者等紹介
吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京生まれ。作家。「クラフト・エヴィング商會」名義の著作やデザインの仕事もある
フジモトマサル[フジモトマサル]
1968年生まれ。イラストレーター・漫画家・回文作家。2015年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
134
フジモトサマルさんが描く様々な動物の読書の情景に癒やされる。そこに加わる吉田篤弘さんが描く小さな物語がまた良くて。とても好きな世界観。印象に残ったのは「夜行列車にて」「灯台にて」「待ち時間」「眠くない」「かならず」「影の休日」「日曜日の終わりに」「時間を買う」…あれもこれも良くて絞りきれない😆手元に置いて時々読み返したく一冊でした。2023/06/05
やっさん
132
★★★★☆ わずか3ページのお話に、世界観にぴったり沿ったイラストが1つ。これが繰り返される短編集だが、あとがきで挿し絵に関する意外な事実を知りハッとする。あくせく生きるのが馬鹿らしく思えてくる、優しくて暖かい本。2020/01/04
KAZOO
127
フジモトマサルさんの絵とそれに伴う吉田さんのものがたりによるものです。月刊「ちくま」の表紙の絵(24回)をフジモトさんが描かれていてすべてカラフルで動物が読書をしています。それに数ページに吉田さんの文章があります。普通は文章が先にできてそれに絵を付け加えていくそうですがこれは逆で吉田さんも苦労したようです。2024/09/06
いつでも母さん
124
読み友さんのおすすめとあれば読まねばなるまい。大人の為の絵本というのも頷ける。全24編、フジモトマサル氏のイラストも素敵。吉田さんの紡ぐ言葉がしみたり、刺さったりする。どれも最後の一行がなんか好き!これは手の届く傍に置きたくなる一冊だった。2026/04/17
nuit@積読消化中
124
たまたまフジモトマサル氏の絵だと思い手に取った初読の吉田篤弘氏の本。『読書の情景』をテーマにした2人のコラボからなる連作24編。とても贅沢な読書時間を味わえました。この著者はどこか宮沢賢治を彷彿とさせ、読んでいてスッと心にその語りが沁み渡る感じがとても心地良いです。あとがきを読むと、どうやらフジモト氏の絵が出来てから、吉田氏が文を書くという流れもある意味面白い試み。また、タイトルの『という、はなし』は落語家になりたかったという吉田氏の父親の口ぐせというのもとてもいいはなし。2017/08/09
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