出版社内容情報
注目のイラストレーター(元書店員)のコミックエッセイが大増量してまさかの文庫化!仙台の街や友人との日常を描く独特のゆるふわ感はクセになる!
佐藤 ジュンコ[サトウ ジュンコ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
66
以前から読むか読むまいか迷っていた本だった。この絵が好みなのだが、ただの身辺雑記ならちょっとなぁ…と。読んだ読友さん曰く、無理に読まなくていい感じとの事。「なるほど」と思い忘れていたがブックオフの100円棚で見掛け、安さに酔って購入。帰宅して開くとサイン&イラスト入りである。嬉しい。機嫌良く読み始めた。福島生まれ仙台在住の書店員の身辺雑記漫画だが、ちょっとした漫画表現に頓知やセンスがあり、長谷川町子『サザエさんうちあけ話』をふと思い出す。しかし楽しい書店員漫画で済まなかった。2011年3月11日が来た。2019/07/30
ユメ
41
仙台の本屋さんで書店員をしていた佐藤ジュンコさんが、描きたくなったときに描いて友人に配っていたフリーペーパー「月刊佐藤純子」。こつこつと描きためたものがまとまって本になって、イラストレーターとしてお仕事をされるようになって…好きなことが形になるのを見せてもらえるのは、いいものだなあとしみじみ思う。ジュンコさんの「好き」が詰まった宝物のような本。素敵なお友達からおたよりをもらったみたいな気分でわくわくと読んだ。改めて私も、本が好きだなあと思う。「ブックブレスユー」とはいい言葉。今、そんな気持ちでいっぱいだ。2017/01/27
♪みどりpiyopiyo♪
34
お友だちからお手紙をもらったような気持ちで、ほのぼの楽しく読みました♪ ■仙台の書店員 佐藤ジュンコさんが友人知人に配っていたフリーペーパー「月刊佐藤純子」。「好き」や「嬉しい」がゆる〜く綴られています。■この人、「本が好きな人」が大好きなのね♪ 自分を応援してくれる人と自然に繋がれるのは、優しく天真爛漫な想像力と人懐っこさの賜物でしょう。周りのみんなも魅力的。■一箱古本市や本や雑貨や食べ物コーヒー等の今の流れも読み取れます。本と人との繋がりの物語でした ( ' ᵕ ' ) (初出 2009〜2016年)2018/07/31
橘
31
とてもほのぼのしました。ジュンコさんの、好奇心旺盛で行動力があるところ、見習いたいです。好き、がたくさんあるのだろうな、とても素敵。好きです、や、素敵、楽しい、はどんどん伝えていくのがいいのかもしれない、と思いました。辛かったり大変なことも生きていればあると思いますが、心まで沈まない姿勢がいいなぁと思いました。元気をもらえました。ありがとうございます。ビタミン本が増えました。2017/01/28
ハンナ
29
職場で品出ししていたら発見!すぐさま自分のモノにしてしまった、記念すべき最初の本(笑)。出版されることは、ご本人のtwitterで知ってたけど、まさかちくまというちょっとお硬めレーベル(自分イメージ)から出てたとは…。前作のローカル版に比べて、圧倒的にページ数アップ!未収録も盛りだくさんだし、今年の春までの号も収録されているので、現在の佐藤ジュンコさんの活躍が分かる仕様になっています。やっぱり「ゆらゆら日記」はじっくり読んでしまう。本屋の仕事では他店の応援に行ったりもしてたんだなー。別の本も読んでみよう!2016/12/19