ちくま文庫<br> 最高殊勲夫人

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ちくま文庫
最高殊勲夫人

  • 源氏 鶏太【著】
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  • 筑摩書房(2016/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480433855
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

野々宮杏子と三原三郎は家族から勝手な結婚話を迫られるも協力してそれを回避する。しかし徐々に気付くお互いの本当の気持ちは……。解説 千野帽子

源氏 鶏太[ゲンジ ケイタ]

内容説明

野々宮杏子は、三原商事の社長夫人である姉から、義弟の三原三郎との政略的な結婚を持ちかけられる。しかし、利発な彼女は恋人がいると嘘をつき、三郎と協力してこの話が実現しないよう奔走する。それぞれに別の結婚話が動き出す頃、いつの間にか二人はお互いに惹かれ合っていることに気づいてしまう…。読み始めたら止まらない、胸ときめく昭和のラブコメディ!

著者等紹介

源氏鶏太[ゲンジケイタ]
1912‐1985年。富山市生まれ。本名、田中富雄。富山県立富山商業高等学校卒業後、1930年に住友合資会社に入社、会社勤めのかたわら懸賞小説に応募するなど執筆活動を行い1951年には「英語屋さん」他で直木賞を受賞する。1956年、退職し小説家に専念、1958年には直木賞選考員も務めた。長年の会社員生活をもとに企業を舞台としたユーモア溢れる「サラリーマン小説」を多数発表し、さらにその多くは映像化もされた。1971年、吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yumiko

76
獅子文六を復刊したちくま文庫が、今度は源氏鶏太を取り上げた。著者の名は本屋に並ぶ背表紙でうっすら覚えている。サラリーマン小説のイメージが強いけれど、こんな楽しい話も書く方だったのだなあ。高度経済成長期版ジェーン・オースティンと言ってもいい感じ。吉永小百合や司葉子なんかが出てくる往年の映画の香りもする。いくら昭和のサラリーマン社会でもここまで安直じゃないだろうと思いつつ…現代人が思う「日本の良き時代」を楽しんだ。品の良いラブコメ・クラシック♪2017/03/07

kokada_jnet

58
ちくま文庫の源氏鶏太復刊は、「青空娘」「最高殊勲夫人」と、若尾文子+増村保造の映画のラブコメ作品の原作を連続で刊行。千野帽子先生の解説は、この本のいい加減なところは、小説ではなく「民話」だからと、お茶を濁しているが。何を言っているのか、まったく意味がわかりません。解説者であれば、当時、貸本屋に多数置いてあったような、通俗な明朗サラリーマン小説群と、源氏作品との関連性を論じてほしかったところ。2017/08/22

ばう

40
★★★21歳の杏子は三原商事社長夫人の姉から三原家の三郎との結婚を提案されるがその計画が頓挫するべく三郎とあくまで抵抗するが…⁉︎約60年前に書かれた小説だけれど、今読んでみるとお伽話にしか思えない。この頃の日本人はみんなこんなに生き生きと、そしてのんびりしていてのかしら?何だかちょっと羨ましい。ラストは勿論ハッピーエンド。古い小説だけれど全く退屈する事無くスルスルと読了。まるで白黒映画を観ているような気分になりました。そういえば若尾文子主演の映画を以前ケーブルテレビで見たような?2018/08/22

そうたそ

37
★★☆☆☆ ちくま文庫による源氏鶏太さんの復刊第二弾。主人公の杏子の姉は社長夫人であるのだが、その姉から義弟の三郎との政略的な結婚を持ちかけられるのだが、杏子と三郎は互いに協力し、この話が実現しないように奔走するのだが、いつしか互いは惹かれ合っていた――。この作品が発表された当時に読んでいたらさぞかし面白かっただろうが、今読むと確かに面白いことは変わりないが、ここまでベッタベタの展開だと新鮮味がなさすぎて微妙かも。でもこの終始和やかに進んでいく感じ、大衆小説のお手本だよなあ……。2016/10/27

norstrilia

32
書店で何となく魅かれて。面白かった。軽妙洒脱、とはこういうことなのか、と勝手に思ったり。ビフテキ、バア、瓶ビール、とんかつ・・・。舞台は昭和といえど、全く違和感なく、すんなりと物語に入り込めた。日本でもこういう作品あったんだなぁ。風刺や言葉遊びの少ない、ジェイン・オースティンみたい (著者男性ですが)。銀座に対するイメージも変わって見える不思議。2018/08/12

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