出版社内容情報
日本を代表するバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のフロントマンが綴る音楽のこと。対談=宮藤官九郎他。帯文=谷口鮪
後藤 正文[ゴトウ マサフミ]
内容説明
ゴッチの音楽観だけでなく、世界観まで伝わる必読の書!21世紀ロックの担い手は、何を思って新しい音楽を作り続けるのか?
目次
ゴッチ語録―GOTCH GO ROCK!(あじあんかんふーじぇねれーしょん;いーすたんゆーす;うぃーざー;えっくすてぃーしー;おくだたみお ほか)
ゴッチ語録A to Z(ASIAN KUNG‐FU GENERATION;Brooklyn;Classic;Drifters;Ecology ほか)
著者等紹介
後藤正文[ゴトウマサフミ]
1976年静岡県生まれ。’96年ASIAN KUNG‐FU GENERATION(通称=アジカン)を結成。フロントマンとして、ボーカル&ギター、作詞作曲を手がける。未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』を2011年に創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケー
23
野田洋次郎『ラリルレ論』、尾崎世界観『苦渋100%』など、アーティストの素がわかるエッセイはいい。本書は以前刊行された2冊のエッセイの合本版。「ソルファ」リリース直後の語録第一弾はまだ文章を書くのに慣れていない、20代の少し荒削りなところも(それはそれでカッコいい)。「マジックディスク」リリース後の語録第二弾は時を経て大人の落ち着きを感じる文章。時折挟まれる自虐というかユーモアもゴッチらしい。メンバーとの対談は仲の良さに溢れおり、全体からゴッチのあたたかい人となりが感じられて良かった。2018/10/21
ばんだねいっぺい
20
Future timesとか作ってて、何となく注目し始めた頃にタイミングよく出たので購入。溢れだす音楽への愛に共感したし、文章も癖がなく読みやすかった。2016/05/15
阿部義彦
16
ちくま文庫新刊です。パラパラとめくったら「え」の項目にXTCがあったので迷わず購入。自分より下の世代のミュージシャンの音楽遍歴や音楽的バックボーン、ふむふむと興味深く読みました。アジカンに関しては今まで聴いた事は無かったです。でもジャケットの印象的なイラストでああ!とピンときました。タワレコでは1通り邦楽洋楽はAからZまでつらつら眺めるのは習慣なので。ゴッチさんはオアシスが命なのですね。ユニコーン世代ですか。私と同じCD派ですか、頼もしいです。メタルが駄目な所も私とにてるかな?音楽以外の話題も面白かった!2016/06/04
江藤 はるは
6
峯田和伸が気になってきた。2019/11/22
トーマ
4
好きなアーティストが連載や本を出してくれるというのは、読書家としてはありがたい。音楽だけでなく、文章でもその人を知ることができるのは面白い。アジカンやゴッチのルーツや、作詞のこだわりなどがたくさん書かれていて、ファンには嬉しい一冊。メンバーとの対談もあり、同じグループのメンバーで、音楽についてここまで語り合えるのが、読んでいて羨ましく思った。大学サークルで結成されてから色々あったと思うけど、仲間という感じか伝わってきて微笑ましい。2018/04/17
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- 和書
- 春になるまで待っててね