ちくま文庫<br> パルプ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480433473
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

人生に見放され、酒と女に取り憑かれた超ダメ探偵が次々と奇妙な事件に巻き込まれる。伝説的カルト作家の遺作、待望の復刊!解説 東山彰良

チャールズ・ブコウスキー[ブコウスキー,チャールズ]

柴田 元幸[シバタ モトユキ]

内容説明

バーと競馬場に入りびたり、ろくに仕事もしない史上最低の私立探偵ニック・ビレーンのもとに、死んだはずの作家セリーヌを探してくれという依頼が来る。早速調査に乗り出すビレーンだが、それを皮切りに、いくつもの奇妙な事件に巻き込まれていく。死神、浮気妻、宇宙人等が入り乱れ、物語は佳境に突入する。伝説的カルト作家の遺作にして怪作探偵小説が復刊。

著者等紹介

ブコウスキー,チャールズ[ブコウスキー,チャールズ] [Bukowski,Charles]
1920‐94年。ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪し、24歳で最初の小説を発表する。その後は郵便局に勤務しつつ創作活動を続ける

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年、東京生まれ。米文学者・東京大学特任教授。翻訳家。アメリカ文学専攻。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。ポール・オースターなどアメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、文芸誌「Monkey」の責任編集を務めるなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

258
荒唐無稽、下品下ネタ、意味不明。ハードボイルド探偵モノに、美人死神や宇宙人やアホな奴らが乱入し、支離滅裂になっていく。くだらなさも、ここまで徹底すると、カルトな面白さが生まれてくる...いや、いや、とんでもない、この本を手にすることは、時間の浪費に過ぎないです。でも、柴田元幸氏の名翻訳と東山彰良氏の名解説が読めるんだよね...いや、いや、それでも、誰にもオススメしませんよ。よく復刊したな、筑摩書房。2021/09/14

ケイ

158
いい加減で適当さが半端なくて、こんな変なこともさもありなんと思わせてくれる。全部夢なのか、トリップしてるのか…、真面目にぶっ飛んでいる。だから、まともに理解なんてしちゃいけない。作品の持つリズムに身をまかせる。ただのおかしな話にならないのは、サビに効かせているセリーヌだろう。随分と前に読んだときは、セリーヌ書いた著作の内容をすっかり忘れていたが、去年にセリーヌを読み直したし、今は西海岸にいるから、再読にぴったりのタイミングだった。愚かでいるのも、それはそれで大変よね、ブコウスキーさん、あなたは立派。2017/08/15

マエダ

102
”要するにいま、宇宙と死にはさまれて座っている。””全ては無意味だと考えるとする。でもそう考えるなら、全く無意味ではなくなる。”こんな感じの読後感。とても好みの一冊。2016/12/29

やいっち

94
本文 読了の際、これは傑作じゃないか! と思わずつぶやいた。ブコウスキー作品についての評としては相応しくないかもしれないが、彼の作品の中では一番纏まってるかも。ネタバレになるので書かないけど、結末がイメージされた瞬間 この作品が一気に成ったかも、などと感じた。探偵ものだが、知る限りこんな下卑て奇妙奇天烈、ハチャメチャな作品はないのではないか。宇宙人まで登場する。だが、小説を少しは読んできた吾輩の読む手を止めさせない。物語作りの秘訣を得ているのだ。訳者は柴田元幸氏。さすがに目がある方だ。2021/03/16

コットン

72
史上最低の私立探偵にいろんな依頼が舞い込むが・・・。とあほらしい話が満載な探偵小説で、唯一セリーヌの生年月日が分かる所が山場かなァ――。2019/03/18

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