出版社内容情報
愛する英国流生活の原点は武蔵野にあった。住みたい街NO.1に輝く街、吉祥寺を「東京の田舎」と呼ぶ、奇想天外な井形流素朴な暮らしの楽しみ方。
内容説明
愛するこの街で見つけた宝物。1万円台の格安下宿、路地にたたずむ老舗のおいなりさん、週末の朝のスタバでのひととき、無農薬の畑で採れる野菜たち、メイド・イン・吉祥寺のゆったりワンピース…。憧れのイギリス流生活の原点はここにあった。住みたい街第1位に毎年輝く吉祥寺をあえて「東京の田舎」と呼ぶ、在住20余年の著者が教えるユニークな住まい方とは。
目次
東京の「村」吉祥寺での生活
箱物より自然が好き―ハムステッド・ヒースの思い出
社員寮を提供します
震災で考えたこと
吉祥寺の畑
路地で買うおいなりさん
老朽ビルのバロックなワンピース
ばあちゃんのハムエッグ
路地裏のタロット
吉祥寺のアフガニスタン〔ほか〕
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
1959年長崎県生まれ。28歳で出版社を興し、英国生活情報誌「ミスター・パートナー」を発刊。同誌編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海老エミ
8
面白いような?。人気の住宅地、吉祥寺に住むイギリス大好き編集者の作者の2011年頃の話。もっと他のも読んでみたい。遠い。私の現実からは遠いw2019/09/11
阿部義彦
6
ちくま文庫の新刊です。著者は私より2歳年上、英国情報誌の編集長でイギリスにも家を持っています。吉祥寺には、私も学生時代遊びに行きました。貧乏学生やフォーク、漫画家のメッカというイメージがあります。そんな東京のヴィレッジを巡るオムニバス形式のエッセイが写真付きで楽しめます。ちょうど大震災前後の執筆で著者は被災者の役に立とうと、事務所を開放して居場所を提供しようとします。また吉祥寺ならではの隠れた名店の紹介やそこで開く英国展の話やアフガニスタンの話題等ジョージは国際色豊かな人々のたまり場になってます。2015/11/17
namunamuナムちゃん
1
うーんあんまり面白くなかったなぁ。2017/03/18
takataka
1
吉祥寺は田舎?地元に住む筆者は吉祥寺を村とよんでいます。距離的には近くに住んでいますが、中央線沿線でないためそうしょっちゅう行くというわけではありません。規模感がちょうどよい街だと思っていますが、読んでいるともう少し街に分け入って歩いてみたくなります。2016/05/04
pommepoire
0
「わが村」とめちゃくちゃ連呼するのがとても気になったけど、吉祥寺の魅力と、吉祥寺への愛は伝わってきた。そして著者の温かい人柄も。2024/12/02