ちくま文庫<br> 明治国家のこと―幕末・明治論コレクション

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明治国家のこと―幕末・明治論コレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480432582
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

司馬さんにとって「明治国家」とは何だったのか。小説以外の文章、対談、講演などから、明治の日本人への愛情と鋭い批評眼が交差する18篇を収録。

内容説明

司馬遼太郎が残した幕末・明治に関するエッセイや対談、講演より精選したアンソロジーの“明治編”。維新前と維新後では別人のごとき西郷隆盛の実像に迫る論考、膨大な史料の読み込みからなる日露戦争の多面的な分析など、2つの長編『翔ぶが如く』『坂の上の雲』から派生する論考と語りを中心に、今なお示唆に富む“司馬遼太郎の明治”のエッセンス18編。

目次

第1部(『坂の上の雲』を書き終えて;江戸日本の無形遺産“多様性”;日本の統治機構について―「翔ぶが如く」を書きおえて;南方古俗と西郷の乱;ポーツマスにて;「脱亜論」)
第2部(大久保利通;『坂の上の雲』秘話;汚職;百年の単位;「旅順」から考える;日露戦争の世界史的意義;歴史の不思議さ―ある元旦儀式の歌)
第3部(書生の兄貴;松山の子規、東京の漱石;普仏戦争;近代化の推進者 明治天皇(山崎正和との対談)
日本人の二十世紀)

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923‐1996。大阪府生まれ。大阪外国語学校蒙古語部を卒業。昭和35年に『梟の城』で第42回直木賞を受賞。51年に日本芸術院賞恩賜賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章

関川夏央[セキカワナツオ]
作家、評論家。1949年、新潟県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

114
司馬さんの明治に関するエッセンスを見たようでした。『翔ぶが如く』『坂の上の雲』から派生する明治論と考察の示唆に富んだ語りは、当時の膨大な資料を読み込んだことが伺えます。司馬さんの歴史観は数いる歴史作家たちとは少し違う着眼点であることが伺えるのが面白い。この本を踏まえて『翔ぶが如く』や『坂の上の雲』を読み返したいと思います。2017/02/03

ロマンチッカーnao

25
読友さんが読んでいて、読んでみたくなった作品。司馬さんの明治に関する評論やあとがきなどを集めた本。巻末の「日本人の二十世紀」は秀逸。坂の上の雲を読み返したくなりました。司馬さんのファン以外にもぜひとも読んでほしい一冊でした。2017/02/12

はかり

14
司馬の明治に関する文章をセレクトして集めた本。西郷隆盛に関するものも納得したが、日露戦争に勝利してから日本がおかしくなったという指摘にも納得。「坂の上の雲」の伏線もよく理解出来た。日露勝利で夜郎自大になった日本が無謀な太平洋戦争に突入し、明治・大正・昭和と三代目でこの国を潰したというのも完全に納得。山崎正和氏との対談で、天皇の人となりが垣間見えて一番面白かった。2018/07/23

Syo

13
司馬遼太郎が好きだ。 長くなる前に まとめちゃったけど。 改めて『坂の上の雲』。 40代の10年間を 日露戦争を調べることに 費やしたのね。 調べることが趣味だとしても。 嗚呼。 坂の上の雲を読んでいる時、 日本海海戦の図を見るのが 楽しみだったなぁ。 明治という時代は、 背筋がピンと伸びてたよなぁ。 セオドア・ローズベルト ありがとう。 ポーツマスのある ニューハンプシャーの みなさん、ありがとう。 「日本慈善基金」 ええ話や。2016/02/17

時代

11
明治維新から新国家を創った。日清日露戦争を経て、その後太平洋戦争で亡国の一途を辿る。イデオロギーの危険さ。日本人はこの過去の事実をもっと知っておく必要があると思う。2020/01/07

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