出版社内容情報
単語を構成する語源を捉えることで、語の成り立ちを理解することを説き、丸暗記では得られない体系的な英単語習得を提案する50年前の名著復刊。
内容説明
英単語の基本語250を挙げ分類、そこに属する1グループずつを見開きに整理し、構成する語根、接頭辞、接尾辞に着目し、単語の成り立ちから理解することで、日本語での意味を深く学ぶことができる英単語学習法。
目次
1 語根による記憶術―北極と南極から等しい(equal)地点にあるから、赤道(equator)である。
2 接頭辞による記憶術―発見する(discover)とは、カバー(cover)をとる(dis‐)ことである。
3 接尾辞による記憶術―ライバル(rival)とは、川(river)の両側で魚を取り合う人(‐al)である。
4 人名・地名などによる記憶術―ホッテントット(Hottentot)の言葉は、探検家の耳にはhotやtotとしか聞こえなかった。
著者等紹介
岩田一男[イワタカズオ]
1910‐1977年。横浜生まれ。東京外国語学校英文科卒。横浜高等女学校、小樽高等商業学校を経て、終戦直後より一橋大学で教授を務め英語・英文学を担当する。著書・論文を多数発表するかたわら、テレビやラジオの英語講座の番組でも活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
14
記憶術というよりも、語源辞典に近い。まだ、6000語、征服しておりません・・・2017/05/27
Syo
9
これは、凄い。 高校時代に 今みたいに エクセルに 打ち込んで ってやってたら 英語も、やる気が 出たかなぁ。 リレー単語6000語と 若い英語教師のせいで…。2015/12/31
yuki
7
分厚くて驚くかもしれないが、中身をパラパラ捲ってみると、見開き一語+派生語だからだとわかる。英単語暗記に躓いている受験生や、英語初学者、はたまた社会人まで、様々な人におすすめ。記憶術というよりも、語源辞典。2015/02/10
みゅうの母
4
通勤のバス(10分程度)で読んだためずいぶん時間がかかりましたが、分類の妙のおかげで飽きずに読了しました。ずいぶん昔、一度読んだことがあるはずなのですが記憶から抜けているものの多さにも驚き^^;内容はちょっと古いところがあります。わたしには懐かしくてよかったです。2015/07/22
スプリント
2
語源ごとに単語を学ぶ本です。できれば発音記号も併記されているとなお良かったのですが・・・。内容は満足です。2015/08/28
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