内容説明
「宇宙の大原則は下降にあり、下ることを自覚した人間は強い」。人間いつまでも上を目指してばかりはいられない。体力が落ちてきたなと思ったら、上り坂から下り坂へギアの切り替えが必要だ。下り坂人生の極意さえわかればこんなにすばらしいことはない。あちこちガタガタだけど、ご意見無用、勝手に生きる。下り坂は自転車でも最高に気持ちいい!愉快な楽しい下り坂人生のあれこれ。
目次
序章 「下り坂」の極意
1 楽しきかな輝ける「下り坂」の日々
2 下降する快感、開き直る癖
3 亡びゆくもの、つまずくもの皆色っぽい
4 「下り坂」繁盛のコツ「平気で生きて居る事」
著者等紹介
嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年東京生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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