ちくま文庫
宮脇俊三鉄道紀行セレクション 全一巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480431783
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0126

内容説明

名編集者であり、鉄道ファンとしても知られる著者の鉄道紀行集。全著作の中から、世代を超えて読み継がれ愛される、ユーモアあふれる珠玉の作品を厳選。計8作品・24篇。ちくま文庫オリジナル。

目次

国内篇(時刻表2万キロ―一九七八年;最長片道切符の旅―一九七九年;時刻表昭和史―一九八〇年;旅の終りは個室寝台車―一九八四年;失われた鉄道を求めて―一九八九年;夢の山岳鉄道―一九九三年)
海外篇(汽車旅は地球の果てへ―一九八六年;インド鉄道紀行―一九九〇年;夢の山岳鉄道―一九九三年)

著者等紹介

宮脇俊三[ミヤワキシュンゾウ]
1926‐2003。埼玉県川越市生まれ。東京・渋谷で育つ。1951年東京大学文学部西洋史学科卒業後、中央公論社入社。『中央公論』編集長、常務取締役などを経て、1978年退社。その後、鉄道紀行のほか幅広いジャンルの作品を多数執筆した

小池滋[コイケシゲル]
1931年東京生まれ。英文学者。1953年東京大学文学部英文学科卒業。同大学院博士課程修了。東京都立大学、東京女子大学教授を歴任。大の鉄道好きでもあり、『英国鉄道物語』などの鉄道エッセイを著す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドナルド@灯れ松明の火

22
宮脇さんの作品からの、いいところ抜粋集。前半は既読だが、海外編は未読だったので興味深く読んだ。宮脇さんの文章はしっかりしていてユーモアもあり大好きだ。 抜粋なので各々の原作を読まないといけないな。お薦め2016/10/07

ぶうたん

8
昔は運転が好きだったので車ばかりだったが、歳をとって電車の旅が好きになってきたこともあり、読んでみたかった宮脇氏の鉄道紀行アンソロジー。ある場所へ行くこと自体が目的なら飛行機が一番だが、プロセスを楽しむなら電車が一番。本書でも目的地は何ら重要でなく、そこへ行くまでを楽しむ著者の紀行文がたっぷり楽しめる。中でも廃線を辿る旅や、空想の路線を考えるエッセイが特に楽しかった。著者は家柄も良く、大手出版社の役員まで勤めた人なので、境遇的に恵まれている事は確かだが、可能な範囲で自分も残りの人生を楽しんで行こうと思う。2016/10/04

nori

6
I learned it is an omnibus of original. Small surprise at no photo. Due to copy right problem? I have not got Rajdhani Express but Darjeeling toy trains in 1970s. It reminded me of my memory. Meanwhile, how they got reservation of super crowded ones?2014/10/13

たびねこ

4
何度読んでも「時刻表昭和史」はよい。東京大空襲、終戦日の米坂線。醒めた目、抑制の効いた筆致が描く、鉄道という枠を超えた名品だとおもう。2017/02/24

moonanddai

4
紀行文というと何となく「あこがれ」みたいなものを感じますが、宮脇さんの文章を読みますとあわせて「疲れ」みたいなものをも感じてしまいますW。「乗ることが仕事に」なって「ネコにマタタビ」状態が続いたとしても、ヤッパリものすごくタフな人だったのですね。こうして付け合わせて見ると、オーストラリアで4千キロ近く乗ったかと思うと、同じ年に山陰で600キロも乗ってしまう…。読んでる方は楽しいのですけど。それにしても草軽電鉄のところ、途中で切れてしまいましたが、なんとなく続きが気になります。この本読んでないので…。2016/12/04

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