内容説明
自分の中にみずみずしい自然を蘇らせる“心”と“体”と“食べ物”のレッスン。自分の生き方を見つめ直すための詩的な言葉たち。第一部「こころのレッスン」は、衣食住、生活、気持ちについて。第二部「からだのレッスン」は、健康について、第三部「食べ物のレッスン」は野菜や調味料について。自分の人生の指針として、この時代を生きのびるためにも。たくさんの読者のバイブル、待望の文庫化!
目次
第1部 こころのレッスン
第2部 からだのレッスン
第3部 食べもののレッスン
著者等紹介
北山耕平[キタヤマコウヘイ]
1949年神奈川県生まれ。『WonderLand』(のち『宝島』と改称)創刊メンバー。1975‐1976年『宝島』編集長。同年『ポパイ』創刊に参加後、渡米。70年代後半の西海岸で「ニューエイジの勃興」に立ち会い、ローリング・サンダー(メディスンマン)と出会い、ネイティブ・アメリカンの精神を伝える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわこっこ
31
2023年の第1冊は、まちライブラリー@岩出山の蔵書の登録番号No.1で、植物療法士のバイブル的な本です。2011年の東日本大震災のときに文庫化されて、ずたずたになった街に自然を取り戻そうというときに読み返した記憶があります。人にとって便利な文明社会は、逆に人の心を蝕むことがあります。自然にナチュラルでいるために、「こころのレッスン」「からだのレッスン」「食べもののレッスン」が詩のように簡潔に記されています。「食べもの」については、原発事故以後の放射能レッスンが追加になりました。2023/01/01
みち
23
最初、何の根拠で、何処からの知識か分からないので、戸惑いましたが、読んでいくうちに、「お爺ちゃんの知恵袋」的だなぁーと。言ってる事は結構同意できますが、「虫に噛まれたら冷たい牛乳でふく」とか本当かな?というのもある(笑)食べ物の説明も細く載っていて良いんだけど、たまに「ザクロ=直感力を高めると言われています」とかラフ過ぎるw消化の酵素が異なる為、生フルーツと野菜を同じ食事にとりあわせてはダメ。とか、初めての聞いたので、にわかに信じられないですー。2020/05/12
とろ
17
自分が生まれる数年前に生まれた本。それなのに、私なんかよりも随分と生き生きしている。 『自然のレッスン』前情報がなくて、ネイチャーの方の意味の「自然」だと思って手に取っていた。しかし読んでみたら、ナチュラルの方の「自然」もネイチャーの方の「自然」も全部ひっくるめての意味で「自然のレッスン」でした。身体にも心にも栄養満点な一冊。2018/05/18
阿部義彦
14
宝島の前身雑誌「ワンダーランド」の編集長だった北山耕平さんの自然回帰宣言の名著。帯には「マーマーマガジン」編集長、服部みれいさんの推薦の言葉が!とにかく気取らず今すぐにでも始められるあれこれ。「良いものをすこしだけもっているほうが、良くないものをたくさんもっているよりもましなんじゃないだろうか」「なにかの価値判断をするときはそこに『美しさ』があるかどうかをまず考えてみることをすすめます」「これこそが病気をなおす魔法のひとつ。気分をよくしてくれる音楽を選んで聴きましょう。」今の生活をましなものにしたい方へ!2016/11/08
ナヲ
14
カフェ「南果」にて。身体と心を大切にしたい。2016/03/13