出版社内容情報
悪意ある嘘を見破りたい時、記憶違いを正したい時、弁護士の使う「反対尋問」の手法が効果を発揮する。交渉を円滑に進める法廷でのテクニックとは?
内容説明
相手が事実とは違うことを言っている場合、2種類の理由が考えられる。一つはその人の「記憶違い」、もう一つは「悪意からくる嘘」。多くの場合が前者なのである。そんな時に、弁護士の使う「反対尋問」という手法が効果を発揮する。どのように嘘を見破り、記憶の誤りを正せばいいのか?専門家の交渉のスキルを学べば、人間関係やビジネスの場面でも応用できる。
目次
第1章 華麗なる芸術、反対尋問
第2章 人間の記憶は実にいいかげん!
第3章 悪意で嘘をついている相手に対して
第4章 女性は男性よりはるかに嘘が上手
第5章 専門家に太刀打ちするためには
第6章 法律家の論理
第7章 嘘の事例とその対処法
著者等紹介
荘司雅彦[ショウジマサヒコ]
1958年三重県生まれ。81年東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年野村證券投資信託入社、86年退社。88年司法試験合格。91年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ギルヲ
3
意図的な嘘と記憶違いの問題や女性のほうが嘘が上手い等、なんとなく日常生活で知ってることが多いですが、それなりに面白かったです。本書の元ネタのウエルマン著『反対尋問の技術』を読みたくなりました。2024/07/18
purupuru555
1
理屈はともかく、実際に応用するのは難しそう。2020/01/09
鵞鳥
1
冷静にならないと(´Д` )2017/04/15
ぱるす
1
相手の嘘を、開き直られたり有耶無耶にされないよう、つまびらかにさせるには、どういう順序で質問するのが良いか、といったことが書かれています。プロの弁護士さんが書かれた本なので説得力もあり面白いです。ただ、実際の裁判中のやりとりをモディファイしてそのほんの一部分だけを見せる例が多いためか、淡白というか物足りなさを感じました。200頁程度の文庫本で740円というのも少々お高いです。2013/09/30
almadaini
0
サクッと読了。記憶の問題は難しい。2014/01/16
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