出版社内容情報
「仕事力」をつけて自由になろう! 課題を小さく明確なことに落とし込み、2週間で集中して取り組めば、必ずデキる人になる。
内容説明
仕事ができる人とは、どんな人か?そうなるためにはどうすればよいか?だらだらやるのではなく、「この2週間で力をつける」と決め、徹底的にエネルギーを傾けることが大事である。「仕事力」をつけるための2週間メニュー、一歩抜け出すための2週間メニュー、さらに「仕事ノート」のすすめがある。著者自身、優れた仕事人の例があり、学生も社会人も必読。
目次
はじめに 「仕事力」を身につける“二週間坊主”のすすめ
序章 なぜ「仕事力」が求められているのか
第1章 「仕事ができる人」とはどんな人か?
第2章 学生時代からやっておくこと
第3章 「仕事力」を鍛えるための二週間メニュー―「仕事力」の基礎をつくる
第4章 一歩抜け出す「仕事力」をつける二週間メニュー―一段上の「仕事力」
第5章 リーダーになるためのトレーニングメニュー
第6章 達人から学ぶハイレベルの仕事力
終章 「仕事ノート」をつける
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しき
7
『仕事力は、情熱と習慣のハイブリットだ』。仕事の質や効率を上げるために日々工夫し、習慣づける方法を学べた。仕事には面倒なところもあるが、日々進歩する実感があれば楽しくなり、生きる希望も湧く。そのために『仕事ノート』をつける。一週間で工夫したこと、学んだこと、次週の課題を書くようにする。毎週やれば、上達が習慣化する。また、何をしているのかをリアルタイムに記録すると、反省がしやすくなる。『記録を取り、次に活かす』ことができるのが社会人の必須能力なのだ。仕事は、やればやるほどうまくなる。これを合言葉に頑張ろう。2016/06/03
こかち
5
さすが孝ちゃん、読みやすい。とにかく課題を見つけて2週間集中的に取り組むと効果を生む、ということと、ノートをつけることの重要性がメインで書かれていました。ノートをつけて課題をクリアにして細分化して捉え、心理的なプレッシャーを減らす、というのはナルホド!私はおそらく人の足を引っ張る「そこそこ感覚」の人間なので、もう少し仕事に情熱を持たねばならないな…2018/05/29
Arthur.
3
さすが、齋藤孝。このひとの話はいつだって頭に残る。巻末に海老原嗣生氏が10頁の解説を添え、本書の総纏めと仕上げた。つまり、ここだけ読んでしまえば、全てを理解できる。けれども、それはただ飴を呑みこんだだけに等しい。どんな味かを後から思い出すには、舌で堪能しなければならない/堪能すれば良い。カミュのシューシュポス、ドストエフスキー、ドラッカー、中村俊輔。齋藤氏が引き出しから取り出す具体例の数々を舌で堪能するかのように楽しんだ。内容に少し触れるならば、論文を「仕事」として考えるようになった経緯がユニークかと。2014/10/06
hi!!!!!
2
自己啓発本を買うときはどんな時か。それは弱っている時です(私調べ)。この手の本は私の中では甘〜いおやつと同義で、元気の無い疲れている時にヤル気という血糖値をどかーんと上昇させるドーピングの一種。本に書かれている事が既に実践出来ていればそれは自信に繋がり、はたまた新たな発見があれば儲け物で。この方はご自身も書かれているが説明が上手なので、「解説」も含めよく出来た本だなぁという感想です。実践出来るかはまた別の話ですが。2016/10/07
ちいくま
2
チラ見して、おおーと思って借りて、中盤まで読んで気がつく、コレ前に読んだことある… まあ、何度読んでも、へぇ~そうだよね~明日から参考にしようっと、と思える大切な内容なんですね。先ずは実行。2015/07/17