ちくま文庫<br> スタバではグランデを買え!―価格と生活の経済学

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ちくま文庫
スタバではグランデを買え!―価格と生活の経済学

  • 吉本 佳生【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 筑摩書房(2012/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480428967
  • NDC分類 337.8
  • Cコード C0163

出版社内容情報

身近な生活で接するものやサービスの価格を、やさしい経済学で読み解く。「取引コスト」という概念で学ぶ消費者のための経済学入門。

内容説明

スーパーなら88円のお茶を、店の前の自動販売機で150円で買う人がいるのはなぜか?ケータイ料金は、なぜあんなに複雑なのか?100円ショップの安さの秘密はどこにあるのか?グランデサイズのコーヒーがお得な価値設定なのはなぜか?身近な生活で接する価格について、やさしい経済学で読み解く。価格のカラクリを知りたい消費者のための経済学入門。

目次

第1章 ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?―裁定と取引コストが価格差を縮めたり広げたりする
第2章 テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜ?―規模の経済性が家電製品の価格を下げる
第3章 大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか?―企業は、高くても買う消費者にはできるだけ高く売ろうとする
第4章 携帯電話の料金はなぜ、やたらに複雑なのか?―携帯電話会社はいろいろな方法で消費者を選別する
第5章 スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?―取引コストの節約は、店と消費者の両方に利益をもたらす
第6章 100円ショップの安さの秘密は何か?―ときには、追加コストが価格を決める
第7章 経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?―所得よりも資産の格差のほうが大きな問題である
第8章 子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるか?―安易に政府に頼る国民は、結局は大きなツケを負わされる
最終章 身近な話題のケース・スタディ―付加価値に分解して考える

著者等紹介

吉本佳生[ヨシモトヨシオ]
1963年生まれ。エコノミスト・著述家。専門分野は、金融・国際金融・生活経済など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

233
タイトルを見るとスタバの本かなと思うが、実際は経済学の本でスタバについては一部だけで意外だったけど、取引コストが価格に大きくかかっていることが勉強になる。2007年出版の本なのでスマホがないなど隔世の感があるけど、ものが何故高く安くなるのかが良くわかった。2020/08/16

桜もち

45
同じモノが違う価格で売られている理由は取引コストの差。つまり時間、労力などの手間への支払い。慌てているときとか、重くて運べないときはコンビニで一本100円のペットボトル買うけど、スーパーでは65円くらいで買えるもんね🤔コーヒーも、一杯の原価は20円くらいだけど、喫茶店で飲むと500円以上。人件費と家賃に対して大部分を支払ってると考えるとなるほど。スティックコーヒー安くて一本20円未満だからほんとにそんなもんかもしれない。世の中は高くても買う客には高く、安くしか買わない客には安く売る、価格差別に溢れてる。2021/04/30

kimi

34
面白いしわかりやすかったです。けれど、ショートを頼みたい時もあります。(*^_^*)2015/11/06

しーふぉ

27
意外と真面目な経済学の本だったけど、だからどうしたという内容でもある。2019/01/06

501

21
取引コスト、平均コスト、価格差別、裁定といった経済学的視点で、スタバが提供するコーヒーのサイズ別の価格差、携帯電話プランの料金体系、100均の仕組み、同じ商品でも店や場所により価格設定が異なる理由などを解説。経済学をかなり噛み砕いる入門書は他にもあるが、本書のように消費者目線に徹していると(例え経済学といえるレベルではないにしても)経済学が身近な視点を与えてくれる学問に感じられ面白い。何気なしに値札を見て購入の判断をしているけど、その価格の数字の裏には実に様々な要因が絡んでいることがわかる。2015/01/05

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