ちくま文庫
絵本ジョン・レノンセンス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 125,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480428400
  • NDC分類 938
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ビートルズの天才詩人による詩とミニストーリーと絵。言葉遊び、ユーモア、風刺に満ちたファンタジー。原文付。序文=P・マッカートニー。

内容説明

ビートルズの天才詩人が1964年に書いた“In His Own Write”の翻訳版。毒のある笑い、ルイス・キャロル的なファンタジー、言葉遊びいっぱいの詩とショートストーリーを片岡義男氏らがセンスたっぷりに翻訳した。ジョン・レノンらしい諧謔味あふれる絵が彩る。文庫化に当たり、原文を付した。

目次

部分的にだけデイヴ
フランクにハエはたかっていない
いとしのグッド・ドッグ・ナイジェル
歯医者にて
エリック・ヒアブルに生えたコブ
レスリングをする犬
ランドルフのパーティ
有名な五人がウオーナウ・アビーを抜けて
悲しきマイケル
おいらさまよえり〔ほか〕

著者等紹介

レノン,ジョン[レノン,ジョン][Lennon,John]
1940年イギリス、リヴァプール生まれ。ビートルズのメンバーとして活躍し、解散後はソロで活躍。1980年没

片岡義男[カタオカヨシオ]
1940年東京生まれ。作家、翻訳家

加藤直[カトウタダシ]
1942年横浜生まれ。演出家、劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きなこ

34
『どんな絵本を読んできた?』の中で、吉田篤弘さんが紹介されている本。この本を読んでいなかったら、今の自分はないと吉田さんに言わしめた本ですが…。う〜ん、訳わかんない!でも意味をなさなくてもいい、なんとなくおかしければそれで充分(ポール・マッカートニーの序文より)と思えば言葉あそびが楽しいといえるのかも。訳者の片岡義男さんは、本当は日本語への翻訳は不可能とおっしゃっています。後半は原典がそのまま収録されているので、英語できる方はぜひ!ナンセンスな楽しさを感じられるのかもしれません。挿し絵もびみょう…。2020/08/22

苺畑序音

20
【再読】やっぱりImagineだけでJohnのイメージを作り上げて欲しくない。あれはほんの一部で全てではないし、ちょっとした遊びだったのかもしれない とさえ思う。2016/04/04

りー

18
こ、こいつぁまったく理解できねーぜ!シュールなのか何なのかすらわからない物語の断片みたいなものが次々と繰り出されて、200頁にも満たないのにノックアウト寸前。もともとポール・マッカートニーの曲の方が好きなのでジョン・レノンの曲にそこまで詳しいわけじゃないんだけども、彼のビートルズとしての楽曲にも共通しているメッセージ性の強烈さはやっぱり苦手。もっとコアなビートルズファンなら楽しめるのかもしれない。2016/07/23

17
あのジョン・レノンが作った絵本。絵本なら楽に読めるのではと思いきや、難解。読むのにとても時間がかかったし、なかやか進まなくて苦労しました。長年ファンでしたが改めて良い意味で変わった人だったのだなあと思 いました。ヨーコさんの感性に少し似ているかも??2015/02/23

ヒカル

5
「考えるな、感じろ」ですね。イラストは素直にいいな〜と思いました。2013/03/25

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