出版社内容情報
床坐文化の日本人ならではの立居振舞い・姿勢とは何か。腰痛や肩こりに悩まされがちな現代人が椅子と快適に付き合うための秘訣を探る。
内容説明
「いつも使っている椅子は腰痛や肩こりがひどくて」「色々試したが、どれもダメだった」。こうした悩みを抱える人たちは数多い。ほんとうに自分の身体に合った椅子とは何だろうか。床坐の文化を持つ日本人ならではの身体技法の研究を踏まえ、自然な立居振舞いや姿勢のなかに、長時間座っても疲れず快適な椅子のヒントを見出す。現代人の生活に欠くことのできない、椅子と姿勢の技術論。
目次
第1章 正しい姿勢の理論と実際
第2章 日本文化における椅子と身体
第3章 西洋文化における椅子と身体
第4章 暮らしの中の身体
第5章 暮らしの中の身体と道具
終章 身体技法と物づくり
著者等紹介
矢田部英正[ヤタベヒデマサ]
1967年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了(体育学)。国際日本文化研究センター研究員を経て、2002年文化女子大学大学院博士課程修了(被服環境学)。現在、武蔵野身体研究所主宰。学生時代は体操競技を専門とし全日本選手権などに出場。選手時代の姿勢訓練が昂じて日本古来の身体技法への関心を深める。姿勢研究の一環として99年より椅子の研究に着手。身体を軸とした「物づくり研究」は、椅子・食器・服飾・建築と広い守備範囲を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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