内容説明
日本洋酒界の泰斗が、ウイスキーからカクテル、ビールまでありとあらゆるお酒のうんちくを縦横無尽に語り尽す。ビール党だったモーツァルト、人工池で作られたカクテル、シングル・モルト・ウイスキーの本質とは…他にも「小説の中の酒」「スクリーンを彩るカクテル」「カクテル誕生エピソード」など、普段のお酒がもっとおいしくなること間違いなしの一冊。読むほどにうまい、お酒の本。
目次
とりあえずの一杯
セレブリティたちと酒
文学者と酒
小説の中の酒
スクリーンを彩るカクテル
酒&ミュージック
グラスは酒の衣装
海外洋酒事始めメモ
カクテル誕生エピソード
酒語俗語アラカルト〔ほか〕
著者等紹介
福西英三[フクニシエイゾウ]
1930年生まれ。北海道旭川市出身。バー経営のかたわら、バーテンダー協会編集局長を務め、のちにサントリースクール専任講師となる。同校で24年間教鞭をとり、1993年、校長職を最後に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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うた
2
この本を読んでよくわかったのは、酒については半端なうんちくを披露するのはやめたほうがいい、ということだ。あとうんちくは自分で集めるから面白いもので、人のうんちくはそれほど楽しくもないというのもよくわかった。2011/04/22
mamiko_w
1
おもしろかった。でも多分明日には全部忘れてぼんやり飲むんだと思う。2011/07/03
つづり
0
海外小説や映画など、文化を通じて語る話が多い。お酒って物語の大事な小道具なんだなぁと感心した。「いつも飲んでいるお酒にはこんなお話が」というコンセプトの本だが、酒にまだまだ馴染みの薄い身でも「世の中にはこういうお酒があるのかー」という読み方で楽しめた。作者の筆が楽しげなのも好印象。2014/06/20
ra7
0
酒のことを全く知らない私にとってはかなり面白かった。読みながら、飲んでみたいなと思うことが何度も…。あと、小説や映画に出てくる酒を紹介しているので、海外文学が読みたくなった。2012/12/15
nur1202
0
小説/映画/音楽などなど周辺知識もからめての洋酒案内。 タイトル通りうんちくを溜めることができます。 今の内容でも充分読み応えもあるし、すぐにでも呑みに行きたくなる気がしますが、贅沢を言えば、リキュール類についてもう少し言及があっても良かったかなぁという印象でした。2010/11/10
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