ちくま文庫<br> 東京ひがし案内

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ちくま文庫
東京ひがし案内

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480427007
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0195

出版社内容情報

内容は後日登録

内容説明

東京の東側に魅かれるという著者が歩くのは神保町、浅草、日暮里、三河島、根岸、三ノ輪、町屋など38箇所。街を見下ろす大木、朽ちた古井戸、寺社、庭園に思いもかけない物語がある。そこでの歴史を知ることで陰影のある風景が浮上する。先人たちの生活に思いを馳せ、舌鼓の打てる散歩ルートを、緻密なイラストと地図を添えて紹介。

目次

水道橋―ふしぎな三角地帯
お茶の水―橋の上から望む神田川
小川町―ドキュメンタリーを見に行く
神保町―本とカレーと中華料理
湯島―ラブホテルと天神様
上野公園―美術館は金曜の夜に
不忍池―明治のころ競馬場があった
谷中―元祖七福神めぐり
千駄木―鴎外の観潮楼、漱石の「猫の家」
根津―神社の門前に遊廓〔ほか〕

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京生まれ。84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』創刊。近代建築の保存や上野不忍池保全などにも関わり、NTT全国タウン誌大賞、サントリー地域文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ

164
本を片手に昔を懐かしみながら町を歩く。東京ひがし側を案内。まだまだ未知だらけの東京。知らずに通りすぎていた名所。脇道には文豪が愛したお店や旧家。現存する昭和の洋食屋。最後の紙芝居屋の公園。石碑、銅像。今ここにはたくさんのビルが聳え立ち、囲まれても残り続ける老舗にふと懐かしさと切なさを覚える。東京の街は急速に変化している。2010年に出版された本書で紹介された風景でさえ消えている。建物は現存しなくても、ここには大木があり、曲がりくねる細道や藍染の川や富士の坂や山があり、あの時の思い出の場所だと教えてくれる。2022/06/05

たまきら

27
谷根千の森まゆみさんの本です。子供のころ、神田生まれ芝育ちの父方の祖母に、下町の良さを洗脳されて育った自分。その教えがよほどうまく効いたようで、今でもクマさんはっつぁんご隠居さん、といった長屋が並ぶ街で暮らしています。町の記憶はどんどん色褪せ、風景も変化していくけれど、こうやってふとあのにおいをかげる本を読むと胸になんだか不思議なものが流れてきます。あの頃の浅草。あの頃の上野…。90歳の隣人と、20歳の仲間と、9歳の娘と共有しているもの。町の話を読みながら違うけれど同じものをかみしめました。図書館放出本。2020/11/12

yyrn

26
読友さんの感想に教えらえて、続けて森まゆみの本を読む。著者が子どものころから慣れ親しんだ地元(東京の東側)への思いを、聞き覚えのある町名ごとに(水道橋や神保町、根津や駒込、浅草や日本橋など38地区を)綴った本。現代の話以上に、子ども時代の話が多く、まだ明治や江戸の香りが残っていた当時にまつわる話がポンポン飛び出して、生活史にも詳しい歴史家と一緒に昔の東京を見つける下町ツアーにでかけているような面白さがあった。惜しむらくは東京出張が多かった、この本が出版された当時(2010年)に読みたかったw。2023/04/19

道楽モン

16
山手線でいえば巣鴨から新橋、中央線・総武線なら水道橋から浅草橋といったところ。駒込で生まれ育ち、新婚当時は動坂下で過ごし、ついでに谷中に墓のある私にはど真ん中です(笑)。雑誌『谷中・根津・千駄木』も愛読しておりましたが、森さんの様に歴史を紐解くこともなく、精々が「この辺りに古今亭志ん生の家あったんだー」と夕やけだんだん周辺を彷徨く程度でした。古本屋「ほうろう」が最初に開店した時に、狂喜乱舞で常連となったのも遠い思い出。談志師匠も道で出会って声かけたなぁ。そんな記憶が蘇る本です。歴史を辿れる局地的名ガイド。2023/09/20

たまご

14
2010年発刊なのに,もうだいぶ変わってしまっている東京.この中に出てくるお店も,なくなってしまっているものがちらほらと.暮らしているとあんまり気づかず意識しないことが,小さなタイムカプセルで知らされるような.最後の鼎談で,街並みは変わっても,道路(と寺社仏閣)はほとんど変わっていない,という言葉にそうだ,とも思い,大きな道路が時々通されてそこも変わってしまうかとも思い.願わくば,画一的ではない,その地域らしい開発がされることを.2023/11/03

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