ちくま文庫<br> つげ義春コレクション 苦節十年記/旅籠の思い出

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ちくま文庫
つげ義春コレクション 苦節十年記/旅籠の思い出

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480425461
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0179

内容説明

つげ義春が、エッセイとイラストで描く、もう一つの世界。旅籠、街道、湯治場の風景や旅先で出会った人。貧乏旅行の顛末を綴った文章、自らの少年時代などを記した自伝的エッセイなどをセレクトした。つげ的世界の極致ともいうべき「夢日記」は、絵と文章のコラボレーション。さらにカラーイラストも付いた、ファン必携の1冊。

目次

旅のエッセイ(旅籠の思い出;上州湯宿温泉の旅 ほか)
イラスト(旅の絵本;桃源行 ほか)
自伝的エッセイ(断片的回想記;密航 ほか)
夢日記

著者等紹介

つげ義春[ツゲヨシハル]
1937(昭和12)年、東京葛飾生まれ。子供のころからいくつものアルバイトを経験し、小学校卒業とともにメッキ工場に勤める。その後職を変わりながら、職業としてマンガ家をめざし、1955(昭和30)年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本マンガや子供向け雑誌で活躍。1965(昭和40)年から「月刊漫画ガロ」に作品を発表し、じょじょに注目を集めるようになる。独特な作風で知られ、寡作ではあるが、根強いファンを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

36
『苦節十年記』どころではなく、生まれてこの方、ずっと苦節続き。ジメジメしていて暗い。しかも赤貧、人前には出られない、挙句、心身は耗弱。いいことなんて一つもない人生のようだが、それを題材にしてこうして執筆活動をしている。恥も外聞も捨て赤裸々に生きることで、人生を謳歌しているかのようだ。つげ義春なる人、全くもってカオスだなあ。2021/11/22

阿部義彦

22
マイ本屋ではただ今つげ義春と温泉本の特集コーナーが有り、そこにはちくま文庫のつげ義春コレクション全9冊も有ります。つげさんの文庫は小学館で2冊、新潮社で3冊、ちくまでは既に3冊持って、初期を除くとほぼ網羅してると思うのですが、コレは温泉宿話と自伝的エッセイの二本立てで文章中心で現物を手にするまで分からなかったのでこの機会に買いました。温泉の印象を2ページ断ち切りで大きく書いた絵が有ってその絵の迫力には圧倒されました、幽玄の世界が緻密に描かれてます。自殺未遂や義父の辛い仕打ちなども赤裸々に語られます。2024/06/02

アズル

13
新潮文庫の「つげ義春とぼく」(絶版)が収録されている形になっていました。「苦節十年記」や弟・つげ忠男、密航、自分史が収録されているので、読み応えがあります。2014/02/14

ブラックジャケット

12
唯一無二のタッチで、強烈な個性を誇るつげ義春のマンガ。そんなつげの回顧録的な旅日記。しかも観光旅館ではなく商人宿に泊まり続ける。昭和には全国を回る商人たちのためのベース基地となった。秘湯めぐりも超マイナーな選択で、モノクローム的な印象となる。後半の自伝も自虐的で、売れないマンガ家つげ義春の軌跡を綴る。つげが生きた昭和にはマンガブームがあったのだけれど、光の当たるところは縁のないマニアだけの世界に支持を得た。最終部の夢日記は、活字とイラストで、つげのノスタルジックでシュールな夢を再現する。創作の秘密だな。 2023/02/28

六波羅

11
つげ義春のエッセイ集。絵も掲載。温泉紀行と日常エッセイと夢日記という構成。温泉紀行は「逆上(のぼせ)引下げ湯」と呼ばれる精神病に効用のある温泉滞在記が再読ながらやはり興味深かった。この温泉。つげのエッセイのおかげ(?)で温泉マニアには有名で、健常者なのに宿泊を希望する人が後を絶えないらしい。しかし、けんもほろろに追い返され絶対に宿泊できないのだ。日常エッセイは、自殺未遂の話。河原で石ころ拾う話などマンガになった、エッセイや貧乏話が主。貧乏話は暗膽としていて気が滅入ってしまった。 つづく2014/12/23

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