内容説明
’06年に惜しまれつつ急逝した著者は二十三年間、毎週水曜日の「日刊ゲンダイ」に“狐”の書評を書き続けた。丁寧かつ周到に読みぬいたその書評は読者の心を強く動かし、根強い多くのファンを得ていた。生前に刊行された単行本の中から選りすぐった書評と未収録書評を併せ、さらに“狐”自身のロングインタヴューを付す。
目次
1 言葉に手を触れる
2 心と体を揺さぶる
3 日々の匂いを嗅ぐ
4 書物の筋肉が動く
5 歴史に錨を下ろす
6 旅の果てを眺める
7 物語に耳を傾ける
8 画面に目を凝らす
9 もっと、狐
著者等紹介
山村修[ヤマムラオサム]
1950年生れ。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。青山学院大学図書館司書の傍ら、“狐”のペンネームで1981年2月から2003年7月まで1188本の書評を日刊ゲンダイに発表。2006年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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