ちくま文庫
圓生の録音室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480423764
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

内容説明

落語ブームと言われる中、「古典」は生き続けている。昭和の名人、六代目三遊亭圓生。その精緻な話芸は『三遊亭圓生人情噺集成』、『圓生百席』として残された。このレコードをプロデュースした若き日の著者が、圓生を初めておとない、録音室での制作、そして名人との突然の別れに至るまでの濃密な日々を描く。愛惜をこめて描かれる“稀代の芸の鬼”の情熱と素顔。

目次

第1章 録音室への道(花びらの道;青年の眼 ほか)
第2章 録音室の日々(静かなはじまり;松はゆがみて ほか)
第3章 録音室のそと(圓生の二十世紀;『淀五郎』と王選手の記録 ほか)
第4章 録音室との別れ(録音の終わり;ホットミルク ほか)

著者等紹介

京須偕充[キョウストモミツ]
昭和17年、東京生まれ。ソニー・ミュージック学芸プロデューサー時代に三遊亭圓生『圓生百席』の録音を手がけ、録音を渋っていた古今亭志ん朝が、唯一その高座の録音を許した。TBS系TV放映「落語研究会」解説も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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