ちくま文庫<br> 戦後少女マンガ史

個数:

ちくま文庫
戦後少女マンガ史

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2025年11月15日 10時38分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480423580
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0170

内容説明

約30年にわたってコミックマーケットの代表をつとめ、2006年10月に急逝した著者の、伝説のデビュー作。戦前からの少女文化の流れの簡単な解説も付し、1980年までの戦後少女マンガの全てを概観する唯一の通史。的確でバランスのいい記述は、著者のマンガ全体に関する幅広い知識と深い理解に裏付けされたものである。本書は、『戦後SFマンガ史』『戦後ギャグマンガ史』と続く“マンガ史三部作”の第一作となる。

目次

第1章 少女マンガ前史
第2章 少女マンガ幼年期の始まり
第3章 密室の構築
第4章 生活の中の少女群像!
第5章 おしゃれとラブの時代
第6章 少女マンガの完成に向けて
第7章 少女マンガ黄金時代
第8章 モブシーンの開幕
第9章 限りなく今

著者等紹介

米沢嘉博[ヨネザワヨシヒロ]
1953年生まれ。漫画評論家。明治大学在学中から漫画批評家集団「迷宮」に参加。「迷宮」の同人として1975年からのコミックマーケット開催に加わり、1980年から2006年夏までコミックマーケット準備会代表を務めた。主な著書に『藤子不二雄論 FとAの方程式』(日本児童文学学会賞受賞)、編著に『別冊太陽 発禁本』(日本出版学会賞受賞)など。2006年10月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ほたぴょん

5
労作である。ただの労作ではない、大労作だと思う。たとえば24年組を「新しい」と言うとき、それまでの少女マンガと比べてどこがどう新しかったのか、それはきっと本書がなかったら明文化できなかったのではないか。米沢さんのマンガへの愛がはしばしからにじみ出ているようだ。2011/03/07

progressione

3
図書館で偶然発見。自分が生まれる前のものばかりでとても新鮮でした。変遷がとても分かりやすかった。『トーマの心臓』読んでみたいなぁ…2011/12/12

よしだ まさし

2
米沢嘉博『戦後少女マンガ史』ちくま文庫を読了。  とてつもない労作である。タイトルに「戦後」の文字があるが、本書は戦前の少女小説についた叙情画、挿絵から筆を起こし、そこから1980年までの少女マンガの流れをみごとにまとめてみせる。いったい、どれだけの資料にあたり、どれだけのマンガを読めばこれほどの本が書けるのか、考えるだけで恐ろしくなる。また、その膨大にして多岐にわたるデータを、どうやればひとつの流れとしてまとめることができるのか、これまた想像するだに恐ろしい。自分であれば、その膨大なデータを前にして、た2014/09/13

moyo

2
再読。2012/03/28

kouki_0524

2
この本は80年代前半に刊行されているので、扱っている作品も当然その年代までのものになる。90年代以降の少女マンガは、男性読者も格段に増え、マイノリティとして扱うことが適切でなくなっているが、その代わり、少年マンガと比較しての少女マンガの特質は薄くなっているように思われ、垣根が低くなっているように感じる。その主観的な感覚が正しいのかどうか、米沢さんの書物で確かめたかったが、それももうかなわぬことである。唯一思われる少女マンガの研究書。大切に繰り返し読みたい。2011/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/432060
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品