ちくま文庫<br> 詩ってなんだろう

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ちくま文庫
詩ってなんだろう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480423252
  • NDC分類 901.1
  • Cコード C0192

内容説明

詩とは何かという問いには、詩そのもので答えるしかないと思った著者は、本書を書き上げました。「これはいわゆるアンソロジーとはちょっと違います。私は自分の考え方の道筋にそって詩を集め、選び、配列し、詩とは何かを考えるおおもとのところをとらえたいと願ったのです」(「あとがき」より)。なぞなぞ、しりとり、あいうえお、いろはかるたに、わらべうた、これらもみんな詩の仲間。

目次

わらべうた
もじがなくても
いろはうた
いろはかるた
ことわざ
なぞなぞ
したもじり
あいうえお
おとまねことばの詩
おとのあそびの詩
しりとり
いみのあそびの詩
アクロスティック
はいく
たんか
さんびか
ほんやく詩
あたらしい詩
ふしがついた詩
つみあげうた
きもちの詩
いろんな詩をよんでみよう
ほうげんの詩
詩ってなんだろう

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
詩人。1931年生まれ。戦後の詩集の中でもっとも注目を浴びたものの一つである『二十億光年の孤独』以来、透明な思考を結晶させた詩集を次々に発表。主な詩集に『日々の地図』(読売文学賞受賞)、絵本に日本翻訳文化賞を受賞した『マザーグースのうた』など多くの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶのぶ

30
「詩ってなんだろう」と谷川俊太郎さんが、伝えようと思うテーマで詩(ことわざ、わらべうた、ことばあそびなども含む)を集めている。誰でも知っていたり、教科書で習っているものも多かったり、楽しく読んだ。なかなかこれらの詩を作るって、ハードルが高いが、言葉を楽しむ気持ちや、その時に表現したいものを見つける目や心(ここがなかなか難しいが、)、言葉をいろいろ知ることが必要そうだ。テレビのプレバトを見ると、季語を調べたり、読書を多くしたり、言葉に興味をもつことが大切。もっとよい表現がないかなあと思うことが、しばしある。2024/11/27

tomi

26
ちょっと小難しい印象がある「詩」だが、詩と言ってもさまざま。わらべうた、いろはかるた、なぞなぞ、したもじり(早口言葉)、言葉遊びの数々。俳句と短歌。うたの言葉も詩の仲間。「いないいないばあ」から現代詩まで、詩の面白さを体感できる多くの作品を紹介。小学校の詩の授業に使ってほしい一冊です。2024/01/04

呼戯人

14
「詩ってなんだろう」と問うて、詩そのものによって答えるユニークな一冊。ひらがなで書かれた詩の数々が詩の本質を歌っている。音、リズム、隠喩、繰り返し、叫び、木霊、響き・・・いろんなものから成り立っている詩。神話と同じくらい古くて、人間の心の叫びを歌う詩がいくつもたくさんの花のように咲いている。花が自らの美を誇って咲いているのと同じように人間は自然に詩を歌っている。人間の心の花、それが数々の詩の本当の姿だ。2016/01/23

13
「蛇」という詩がある。そこに「長過ぎる。」とだけ書いてあって、アッとなった。 この詩集は、子どもが読んで楽しいような詩が沢山載っているけれど、決して子ども向けのみとは言えず、よく出来てる。 谷川俊太郎の手による詩だけではなくて、最初の詩から順を追って詩について知れるように、よく工夫されて詩が選ばれている。 詩集を手にとってみたけど、なんか分かんないな、って人には、ぜひオススメしたい詩集だなと思った。それから、子どもにも。 私のような、詩に再び呼ばれている人にも。詩人に「なりそこない」なんてないよ。2023/02/26

べる

10
詩とは何かという問いに、詩そのもので答えていく。詩は文字が生まれる前からおまじないや祈り、仕事で声を揃えるため等に歌われていた。わらべうた、かぞえうた、しりとり、音だけで意味のない詩もある。文字には音があって詩には声があって、小学生の時に音読の宿題が出て、母親に聞いてもらうことが嬉しかったことを思い出した。「俳句を五七五の入れ物の中に一枚の絵を描くつもりでつくってごら」、「詩を書くのに言葉をたくさん知っている必要はない」など、詩を読むことへのハードルを下げて、詩を書きたくなる気持ちを掻き立ててくれる一冊。2025/06/23

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