ちくま文庫
落語美学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480422620
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

内容説明

落語がひとつの頂点を極めていた昭和30年代に、落語に深く関わった江國滋の『落語手帖』に続く落語随筆。落語の魅力…誇張、リアリティ、場面転換と省略のテクニック、題名の妙味…などをさまざまな角度から解析し、落語に流れる庶民の哲学に目を向ける。また、親交のあった芸人のいかにも「落語的」な様子を描く。現代の落語ファンにとっても、格好の導きとなる一冊。

目次

落語への招待
落語哲学
裸の江戸っ子
芸の人びと
落語断片
落語・連想
新作 人情噺

著者等紹介

江國滋[エクニシゲル]
1934年東京生まれ。慶応義塾大学卒。随筆家。「週刊新潮」編集部員を経て著述家となる。処女作『落語手帖』以来、大衆芸能論を主軸にして執筆、その後随筆、紀行、評論の分野にて活躍。また、俳句にも親しみ、俳号は「滋酔郎」。1997年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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feodor

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江國さんの落語三部作、これで全部読んだことになる。今回もなかなかよかった。とりわけ「たがや」と「首提灯」の比較のところなど、どちらも聞いてみたくなった。 「裸の江戸っ子」には、江戸っ子論として素晴らしいものもあったように思う。巴里っ子との似たところだったり、見栄っ張り、ケンカ好きなど、短所が中心。2010/01/05

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