内容説明
紆余曲折を経て青年貴族ダーシーと結婚したベネット家の次女エリザベスの目下の悩みは、子供に恵まれないこと。ダーシーの叔母レディ・キャサリンやエリザベスの姉ジェインなどが新居ペンバリーで一堂に会したクリスマスの最中に露呈したダーシーの「過去」とは?そして嫁ぎ先のペンバリーを去ることにしたエリザベスの運命は?絶妙な会話と意外な結末は、オースティンの名作に劣らぬ面白さ。
著者等紹介
テナント,エマ[テナント,エマ][Tennant,Emma]
1937年ロンドン生まれ。63年に処女作The Colour of Rainをキャサリン・エイディの名で発表するが、以後は本名のエマ・テナントで多数の小説を刊行、イギリス古典の続編も多く手がける
小野寺健[オノデラタケシ]
1931年横浜生まれ。東京大学英文科卒業。同大学院修了。横浜市立大学名誉教授。日本大学講師。文化学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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