内容説明
米朝、談志、春團治、小三治、三枝、鶴瓶、志の輔、小朝、昇太、花緑、正蔵…昭和から平成をまたぐ名人、充実期を迎えた中堅、躍動する若手、落語ブームのただ中で活躍する落語家・芸人百数十名の輝ける瞬間を文字通り“高座の袖から”捉えた落語ファン必携の写真集。
目次
春風亭小朝
林家正蔵襲名披露の高座
柳家花緑
柳家花緑、立川談春
柳家花緑、林家たい平
林家たい平
林家彦いち
柳家喬太郎
三遊亭白鳥
林家いっ平〔ほか〕
著者等紹介
橘蓮二[タチバナレンジ]
1961年生まれ。1986年よりフリーカメラマン。1989年パルコ主催「期待される若手写真家二十人展」に選ばれる。現在、人物写真を中心に雑誌等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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greenish 🌿
48
米朝・圓楽・談志・小三治・扇橋・春團治・三枝・志の輔・小朝・昇太・談春・喬太郎…演芸カメラマン橘蓮二が、噺家・芸人100数十名を”高座のそでから”撮りおろす ---粋ですねぇ。色相を持たない白と黒の世界。文字通り高座のそでから、御簾越しから、”その瞬間”を切り取っている。”その瞬間”とは…宣材写真よろしく構えのない素の表情、噺家・芸人の真骨頂が垣間見える一瞬の輝き。人柄や噺ぶりまでもが滲み出る。特に被写体の上下左右に大きく余白を取った写真は、その者が背負う矜持のようなものを醸している。あぁいい写真! ⇒2017/06/29
チェアー
11
これほどの表情をとらえるには、どれほど楽屋に通っただろう。ただでさえ気難しい落語家と信頼関係を取り結ぶのは並大抵の努力ではなかっただろう。懐かしい顔が並ぶ。いつもは落語を見て笑っているが、写真を見ると演者の緊張度合いが伝わり、笑うというより感動する。2020/01/16
いくっち@読書リハビリ中
1
買った方だけ共有できます。表紙 何よりもこの背中!P25上 貴重!仲もいいんだよね P29 よく撮った!P30 じょ、女子高生? P31 左肩入ってますよぉー P38~40 空間の使い方が絶妙 P41 こういう顔が見たいんです P52 おじいちゃん好きです P81 イェーイ P82 み、見開きですか! P85 また見たいなあ P89 文明の利器バンザーイ P97 絵になるなあ P207 写真写りはピカイチです P209 仲はいいんです P217 ベストショットですね P223 「あたしぃ」って聞こえます 2006/04/15