ちくま文庫
寿司問答 江戸前の真髄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480421531
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0177

内容説明

江戸前寿司は前衛であり、アートである。その奇跡とも言える寿司の逸品!値段と内容を吟味して選び抜いたこれぞ一流店の江戸前寿司を、食の殉教者・嵐山光三郎が垂涎の読者になりかわり、なぜウマイか、いかに凄いか、その裏側と職人の心意気を明らかにし、食通諸兄に伝達する。

目次

銀座・寿司幸本店―白木の上の極上のディナー
日本橋・吉野鮨本店―まっとうな江戸前寿司の総本山
銀座・小笹寿し―風に吹かれりゃアナゴが恋し
西大島・すし與兵衛―下町に「アユも握る」の職人芸
恵比寿・松栄―「メインディッシュが寿司」という趣向
六本木・奈可久―江戸前は割烹を抱きつつ進化する
浅草・松波―場所も江戸前、握りも一
築地場内・大和寿司―夜明けを待って寿司職人も来る
八重洲・おけい寿司―桧づくりのネタ箱は海の宝石箱
銀座・鮨青木―まず深紅のマグロを主柱とす〔ほか〕

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年東京に生まれる。作家。雑誌編集者を経て独立、執筆活動に専念する。’88年、『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。2000年『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinupon

62
見ているだけでよだれが出ていそうです。ただなかなか入れそうもない店ばかりですね。読んで楽しみます。2019/01/14

めしいらず

40
鮨に通暁する著者が、江戸前鮨の老舗、名店を巡り味わい尽くす。江戸っ子節の語り口調が小気味良く愉しい。例えばアナゴを「皮の焦げ目がサクッと香ばしく、焼き塩が歯にあたる感じがチリチリして…」といった風に、擬音や擬態語なども織り交ぜた、その味わいを表現する語彙がとても豊富で、読んでいて全く飽きない。コハダの味を「えーとですね、夏の終わりに、隅田川沿いの長屋にあるすだれの奥でですね、浴衣を着て夕涼みする江波杏子さん似の小唄師匠の味」などと意味不明に言ってのける随行者、重盛翁の喩えもいちいち面白い。2013/12/23

剛腕伝説

13
江戸前寿司の中でも超一流と言われている寿司屋を紹介した1冊。前もって雑誌ダンチューの編集長がピックアップした評判の良い店に下調べに行き、少しでも難のある店は、第一審査で落した。そして再度、重盛翁(友人で食通)と行って、 そこで難があればまた落とした。だから作者いわくここに紹介している江戸前寿司は、命を懸けた(大袈裟な!)取材から導かれたピンのピンの店だそうである。確かに街中の二流以下の寿司屋とは一線を画す名人が醸し出す、旨さが文章に溢れている。作者の挿絵も下手な写真より美味そうに描かれている。アッパレ!2021/01/07

海老庵

0
軽妙洒脱な文章と写真よりもリアリティのあるイラストで、読むといい店で寿司が食べたくなる1冊.2008/10/31

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