内容説明
昭和45年3月、高度経済成長まっただ中。大阪に世界がやってきた。「人類の進歩と調和」をテーマに、広い会場に並ぶパビリオンは、さながら未来都市。動く歩道や縦横にめぐらされたモノレール。初めて見る外国人。空中ビュッフェに月の石、人間洗濯機に音楽を演奏するロボット…。日本全国津々浦々から、のべ6400万人の入場者を集めた、一大イベント「エキスポ’70」のすべて。
目次
第1章 万博カウントダウン!
第2章 メインゲート、オープン!
第3章 ようこそ世界!外国パビリオン観光
第4章 きらめく遊園地!レクリエーションゾーン観光
第5章 これが日本だ?!和製パビリオン観光
第6章 燃える太陽の塔!シンボルゾーン観光
第7章 人類の宿題
著者等紹介
串間努[クシマツトム]
1963年千葉県生まれ。学童文化研究家・商品文化年表家。出版社在職中に「昭和B級文化の記録」を思い立ち、『日曜研究家』を発行。昭和レトロの発掘と研究を続け、発表し続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
7
2006.04.05 B級文化研究家 S45.03.10 記念100円硬貨発売 3000万枚、即日完売 3/14 開会式 3/15 一般公開27万人 4/26 目玉男占拠 ストライキ多し 亡命騒ぎも 雷雨で猛り狂う象 9/13 閉会式 6000万人超過、入場者 デメ君 フジパン館のロボットの街 チーフプロデューサー 手塚治虫 2006.04.06 「人類の進歩と調和」テーマ 大人800円、子供400円 「僕の家にフリーザー付冷蔵庫が来た」 テレビジョンに4本の脚 高級家具には観音扉 2006/04/07
結城あすか
4
多くの日本人の人生に影響を与えながらも、なぜか資料がほとんど存在しない「万博」について、記録的なものではなく、エピソード的な面を中心に書かれた本だにょ。内容はというとアンケート結果を中心に裏話的なものを集めて当時の空気を振り返ろうって感じの本だけど、著者に万博体験が無いってことなので、なんか茶化した紹介になってるように見受けられる部分が多々あるのが気になるにょ。2006/10/16
Hideki
3
懐かしさから、古本購入。大阪万博の表側も裏側も、くまなく振り返った本。当時5歳だったが、「人類の進歩と調和」というテーマのもと、未来を垣間見た。インパクトが強かったのか、オボロゲながら、でも、記憶が鮮明に残っている。「おおっ、そうそう、覚えてる!」と懐かしさ全開。2014/03/25
久井 重弘
0
◎2009/06/30
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- 和書
- 刑《犯殺》 徳間文庫