感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
156
秘境冒険小説の開祖の一つであろう。19世紀のインディージョーンズ?というかインディが20世紀のアランクォーターメンなのか。それにしても、当時の白人の目線はなるほどこういうものかと納得。奥地には猛獣がうろつき、奇妙な風習に囚われた未開の部族が待ち構える。部族の政権交代戦争にまきこまれ、怪しい魔女の案内で秘密の洞窟へ。そこには世界の富を合わせた様な莫大な宝があるという伝説が。今読んでも普通に面白い。モンド映画の匂いがプンプンする。大味で大胆で胸のすく冒険小説の大作。2021/05/31
-
- 和書
- ソクラテスのカフェ