筑摩世界文学大系 〈21〉 リチャードソン サミュエル・リチャードソン

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筑摩世界文学大系 〈21〉 リチャードソン サミュエル・リチャードソン

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  • サイズ A5判/ページ数 710p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784480206213
  • NDC分類 908

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

2
かなりイライラの数十ページ。美しい小間使いに邪な思いを抱く御主人が奸計をめぐらし、史上最悪の性悪男の勢い。いい加減パミラもうまく立ち回れーなのだけど、そこはまだ15歳、機転がすべて裏目というただ猛烈に操を守るだけのパミラ。それが一転、一念は岩をも通すのか、悪徳の囲いの中でムードは甘甘、あら?・・なのに又こじれて長いよー(なにせ本が重い)。ここまで書くか!の詳細な書簡体は淑徳の称賛が肉付けされ、終わってみたらすごく狭い範囲の話だったという、まるで昼メロのような異色シンデレラストーリー!?2010/06/04

ロピケ

2
ずっと読みたかった『パミラ』。千野帽子さんの著書で日本語訳が出ていたのを知り、図書館へ。内容は大体把握していたものの、読むとやはり手に汗握るスリル感。「パミラー、逃げろ!」と何度思った事か。18世紀の読者もさぞかしハラハラした事でしょう。結果を考えると、パミラの人格を手放しで称賛しきってしまってよいのかどうかという事もあるでしょうが、読み進める楽しみを考えたらどうでもよくなります。イアン・マキューアン『贖罪』では、セシーリアが『クラリッサ』を読んでいる。日本語訳あるのかな?2010/05/18

久美

0
「パミラ」を読みたくて。2011/07/16

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