出版社内容情報
古代ギリシア世界最大の競技祭とはいかなるものであったのか。遺跡の概要から競技精神の盛衰まで、綿密な考証と卓抜な筆致で迫った名著。解説 橋場弦
内容説明
オリンピック発祥の地・オリンピア。そこは、古代ギリシアを代表する体育競技の場であっただけでなく、広く古典古代史の結節点でもあった。ゼウス神へ献ずる宗教儀礼=オリンピア祭はいかにして始まり、そこでの競技とはどのようなものであったのか。本書は、オリンピアの発掘史と遺跡の概要を述べた後、興味深い逸話を交えつつ競技祭典の実像に迫る。碩学が明快な筆致で描いた古代ギリシア史の名著。
目次
1 遺跡を訪ねて(早春のオリンピア;夏のオリンピア ほか)
2 競技の誕生(伝説は語る;ミケーネ時代 ほか)
3 オリンピックの成長(主催権争い;参加地域の拡大 ほか)
4 祭典への招待(エケケイリア;大祭迫る ほか)
5 施設の完備と精神の喪失(前四世紀;ヘレニズム時代 ほか)
著者等紹介
村川堅太郎[ムラカワケンタロウ]
1907‐91年。東京生まれ。1930年、東京帝国大学西洋史学科卒。東京大学名誉教授。西洋史学者。日本における古代ギリシア・ローマ史研究の基礎を築く。著書に、『地中海からの手紙』(日本エッセイスト・クラブ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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