ちくま学芸文庫<br> 大名庭園―江戸の饗宴

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

ちくま学芸文庫
大名庭園―江戸の饗宴

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月09日 09時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480099686
  • NDC分類 629.21
  • Cコード C0121

出版社内容情報

小石川後楽園、浜離宮等の名園では、どのような社交が繰り広げられていたか。競って造られた庭園の姿に迫りヨーロッパの宮殿とも比較。解説 尼崎博正

内容説明

小石川後楽園、六義園、浜離宮等、大名家が誇った名園はどのように造られ、そこではどのような社交や饗宴が催されていたのだろうか。自然の地形や植生の利用、潮入りの池のような大泉水、回遊様式など、日本庭園の魅力的な特徴を備えた大名庭園。そこを舞台に繰り広げられた茶事から趣向をこらした酒宴など多様な遊興と社交に、本書は注目する。大名庭園は京の公家文化と武家社会をつなぎ、当時の芸能、芸術全体を取り込んで成立したことが明らかになる。西洋の宮殿庭園とも機能を比較する他に類をみない文化史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T.Matsumoto

4
京都中心の日本庭園史に、あえて大名庭園をテーマに選んだ意欲作。庭園自体の美学的な解釈ではなく、使われ方に着目しているのがポイント。日本各地の有名庭園が大名庭園であったこと、大名や将軍、主従の「饗宴と遊びの場」であったこと、体制転換と共に数多くが失われたことなど、様々なストーリーがある一方で、庭園の構成や、作庭思想への言及は少ない。都市との結びつきや、大名庭園から公園に転換していくドラマ、考古学的考察など、伸び代のあるテーマですが難しいのも分かります。やっぱり庭園は、京都がいいかな。2020/09/29

tokumei17794691

3
桂昌院、光圀、柳沢吉保、松平定信など、よく知られた人物に関係しているので、わりと読みやすかった。大名庭園が「見る」だけなく、スポーツや茶会、酒宴などで「遊ぶ」場であったとのこと。それなら、冒頭の「園遊会の楽しみ」の項で、招待客の想定会話を、「現代的催し」と早々にやめてしまったのがもったいない。「将軍の御成り」「家臣の慰労」「一般開放」など、いくつかのパターンに分けて、大名庭園で行われた社交を紙上再現しても良かったのでは? カラー図版が巻頭4ページの庭園画しかなく、図版自体も少なかったのは残念。2025/03/27

Tsuki-Natsu

0
非常に良い2021/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15280871
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品