ちくま学芸文庫<br> 事物のしるし―方法について

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ちくま学芸文庫
事物のしるし―方法について

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480099495
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C0110

出版社内容情報

パラダイム、しるし、考古学――フーコーのエピステーメーを起点に、思想の展開や鍛錬の可能性に挑む、新たな時代の人文科学の方法論。

内容説明

善き神は細部に宿る。その神とはしるしの主である―“ホモ・サケル”プロジェクト全4巻を完結させ、現代哲学を牽引してきたアガンベンが、人文科学における方法論の原理を論じるユニークかつ特異な一冊。つねにアガンベン自身が影響を受けてきたフーコーの仕事を起点として、「パラダイム」「しるし」「哲学的考古学」という鍵概念のもと、しるしの起源や特権的領域を探求する。古代・中世から現代に至るまでの知の諸相を自由自在に横断し、私たちを西洋思想史の彼方に誘う。文庫化に際し、新たな訳者解題を付す。

目次

第1章 パラダイムとはなにか
第2章 しるしの理論
第3章 哲学的考古学
新たなる方法序説―訳者あとがきにかえて(岡田温司)
パラダイムの倫理としるしの法―文庫版解題として(岡本源太)

著者等紹介

アガンベン,ジョルジョ[アガンベン,ジョルジョ] [Agamben,Giorgio]
1942年、ローマ生まれ。ローマ大学卒業。パリ国際哲学コレージュ、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学などで教鞭を執る。専門は哲学・美学

岡田温司[オカダアツシ]
1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院教授。専門は西洋美術史・思想史。著書に『モランディとその時代』(2003、吉田秀和賞)、『フロイトのイタリア』(2008、読売文学賞)など

岡本源太[オカモトゲンタ]
1981年生まれ。京都大学大学院博士後期課程修了。現在、岡山大学大学院准教授。専門は美学。著書に『ジョルダーノ・ブルーノの哲学』(2012、新プラトン主義協会賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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一郎二郎

1
しるしは個人を外部の座標系(法など)に繋げて支配する。過去の歴史は、しるしとして、読まれるべき時に星のように輝く。哲学的考古学者はそのしるしを成立時点までたどり、私達の枠組みを解体して私達が考えられずにいた事を明るみにだす。政治を神学に結びつけるのもしるしだ。一方クーンの言う第2の意味でのパラダイム。すなわち範例としての個別の事例が持つパラダイム。パノプティコンやホモ・サケルもこの意味でのパラダイムだ。芸術家や個人の〈生の形式〉も同様に個々人の生に対するパラダイムだ。生の活動を救済の活動へ戻す考古学もだ。2022/05/02

さっちゃん

0
https://scrapbox.io/ne-sachirou/Giorgio_Agamben%E3%80%8C%E4%BA%8B%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%81%97%E3%82%8B%E3%81%97%E3%80%8D20082021/01/13

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