ちくま学芸文庫<br> 世界の根源―先史絵画・神話・記号

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ちくま学芸文庫
世界の根源―先史絵画・神話・記号

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480099310
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0120

出版社内容情報

人間の進化に迫った人類学者ルロワ=グーラン。半生を回顧しつつ、人類学・歴史学・博物館の方向性、言語・記号論・身体技法等を縦横無尽に論じる。

内容説明

『身ぶりと言葉』で、人間と動物および社会の進化の本質に迫った20世紀の巨大な碩学ルロワ=グーラン。本書では、自身の学問的な半生回顧を皮切りにして、民族学・人類学・歴史学の方向性、博物館のありよう、言語・記号論・身体技法といったテーマを、美術史家クロード=アンリ・ロケを対談相手に、縦横無尽に論じる。中でも巨歩を記した先史芸術については、図像群の構成と位置関係についての統計的分析、抽象から写実表現への変遷など、始原の精神史の詳細にまで立ち入り、人類の文明へと大きなまなざしが注がれる。

目次

人間、ごく当たり前に
出立から
日本の憶い出
中国
神話文字・絵文字・造形表現
文学について
知の構築
博物館のことども
自画像
悦びの力
先史学・歴史学・民俗学
パンスヴァンにて

著者等紹介

ルロワ=グーラン,アンドレ[ルロワグーラン,アンドレ] [Leroi‐Gourhan,Andr´e]
1911‐86年。20世紀フランスを代表する先史学者・社会文化人類学者。第二次世界大戦前には日本でアイヌ民族などの調査に従事。戦後はパリ国立自然史博物館教授などを経て、69年、コレージュ・ド・フランス先史学講座教授に就任、多彩な研究に取り組み厖大な著作を発表した

蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授、モンペリエ大学客員教授を経て、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ラウリスタ~

7
流し読み。インタビューをまとめたものなので頭から全部読む必要はない。伝記的エピソード(日本留学、レジスタンス)も面白いだろうが、主著『身ぶりと言葉』で行なったことについての解説が重要だろう。対話者が彼の業績を、記号論、さらにはマルクス主義的文脈に組み込もうと試み、ルロワ=グーランは、壁画を「後から思えば」記号論的に解読していた最初の人だとは自認するものの、唯物論者ではないと言明。極めて構造主義的に、理論の面から読まれてきたものが、あくまで先史時代研究の細部への興味から自然に生まれたものだと主張。2019/12/19

mim42

3
先史学者、人類学者、考古学者ルロワ=グーランへのインタビュー集。好感が持てる正直な人柄が伝わる。読んでいないものは読んでいないと言い、適当な答えをしてその場をやり過ごす事も。國分功一郎が最新著で主張していた、「原子力の平和利用への危惧を主張していたのはハイデッガーぐらい」は正確ではなかった。2019/10/31

Orange

1
ルロワ=グーランの人となりが知りたくて読んだ。対談形式なんだけど、生真面目ゆえになんか気まずい空気になってんのが、そのまま収録されてて微笑ましい。これを読んだ限りでは、身ぶりと言葉の印象から受けた印象どおりだったな。2019/09/07

鴨長石

0
『身ぶりと言葉』に感銘を受けていたところに本書を知り、その大見得を切ったタイトルに『身ぶり〜』をさらに深く掘り下げた決定版だと思って興奮気味に読んでみたら、大半は著者の半生を振り返るインタビューといった雰囲気でやや拍子抜けした。が、ところどころで繰り出される「世界の根源」に関する発言は切れ味抜群で、満足感は得られた。最一番のクリティカルヒットは、ガストン・バシュラールの言葉を引く形だが、人間を人間たらしめるのは必要ではなく欲望だという記述だ。2020/11/13

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